2019年 お知らせ

お知らせ

京都大学(梅野教授・情報学研究科)との共同研究における台湾南部地震(2016年2月発生)直前の電離圏異常の発見に関する論文および成果発表についてのお知らせ

2019年11月5日

株式会社オプテージ

本共同研究は地震による被害軽減・企業の事業継続確保などを目指し、2017年6月1日から複数のGPS 観測局(当社の通信局舎などに受信機を設置)から地震発生前のデータを用いて電離圏電子数異常を捉えるデータ解析法(相関解析法:CRA-CoRrelation Analysis)による解析を行うもので、今回、マグニチュード6 クラスの内陸型地震である台南地震発生直前の、電離圏電子数の異常を明瞭に捉えることに成功し、京都大学が成果発表いたしました。

なお、オプテージは当社の通信局舎への受信機設置の取り組みに加え、本共同研究による電離圏異常等に関する検証・立証を経て、当社のクラウド基盤や通信網などのリソースを活用し、自治体を介した地震先行現象情報の配信や、スマートフォンなどによる直接的な情報の通知などを担っていくことを目指しております。

【京都大学 研究成果発表】
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2019/191015_1.html
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2019/documents/191015_1/01.pdf

●米国地球物理学会の科学誌「Journal of Geophysical Research -Space Physics」に掲載
 (掲載日:2019年10月15日(日本時間))

●本件に関する講演予定:世界防災フォーラム 2019 in仙台(開催期間:2019年11月9~12日)
http://www.worldbosaiforum.com/2019/

(本件に関する過去プレス:http://www.k-opti.com/press/2017/press35.html

以 上