2019年 お知らせ

お知らせ

オプテージ第15回番組審議会の開催について

2019年12月11日

株式会社オプテージ

オプテージ第15回番組審議会を開催しました。

出席委員と当社出席者、ならびに主なご発言は以下のとおりです。

  • 【開催日時】2019年11月19日(火) 11:00~12:00
  • 【開催場所】オプテージ 京橋本社 4F会議室 (大阪市中央区城見2丁目1番5号)
  • 【出席者】(敬称略・順不同)
    <委員8名>
    礪波譲、山下和彦、森脇肇、松本一美、橋田茂、山崎整、西川明裕、向山良子
    <局側6名>
    コンシューマ事業推進副本部長 前田孝浩
    コンシューマ事業推進本部 サービスマネジメント部 部長 長尾博之
    番組制作チーム チームマネージャー 田中一啓
    マネージャー 安部年晃、マネージャー 中西智彦、高妻崇博

■審議内容

  • 【議題】放送法第6条5項の規定に基づく報告
    (1) コミュニティーチャンネルにおける特別番組の制作・放送について
    (2) コミュニティーチャンネルにおけるレギュラー番組の改編について
    (3) eo光テレビチャンネルラインアップ等について
  • 【報告】(1) eo光テレビの加入状況について
    (2) 放送サービスエリアの拡大について
  • 【議事録】(○…委員、■…局側)

■今回審議内容

  • 【議題1】今回、放送法第9条に該当する事象は発生しなかった。
  • 【議題2】前回の番組審議会(2019年5月21日)以降、「eo光チャンネル」の特別番組の制作・放送の紹介。

    【新番組】

    ◆特別番組の制作、放送について

    関西将棋まつり 2019

    6/1、2の両日に開催された「関西将棋まつり2019」をレポート。
    イベントの様子はもちろん、人気棋士と神吉七段とのやり取りも見逃せません。

    ・番組尺 :30分
    ・放送期間:2019年7月

    うみぞら映画祭 海と空の間に浮かぶ水上スクリーン 【4K制作→HD放送】

    海の上にスクリーンを浮かべて砂浜から映画を楽しむ「うみぞら映画祭」。世界的にも珍しいこのイベントを手がけるのは、すべて淡路島の人たち。番組では事前準備から、特殊な会場の設営、淡路島のグルメを集めたマーケットづくりまで、開催に向けて取り組む島の人々と映画祭の舞台裏に密着します。

    ・番組尺 :60分
    ・放送期間:2019年7~8月

    「超絶技巧の世界 ~明治工芸の細密美に迫る」 【4K制作→HD放送】

    幕末から明治へ。武家社会の崩壊で失職した刀装金工たちが活路を見出した工芸品製作。超絶技巧と呼ばれる技術の粋が尽くされた細密工芸品は、どこまでも美しく繊細。高精細映像で細密美の深部に迫ります。

    ・番組尺 :60分
    ・放送期間:2019年8月~放送中

    第十回 天満天神繁昌亭eo光寄席

    7月に開催した特別公演「第十回 天満天神繁昌亭eo光寄席」の模様を8月から9月に渡りお伝えします。出演は、月亭 天使さん、笑福亭 銀瓶さん、桂 阿か枝さん、露の都さんです。上方落語の真髄をお楽しみください!

    8月2日(金)~ 月亭 天使『元猫』
    8月16日(金)~ 笑福亭 銀瓶『はてなの茶碗』
    9月1日(日)~ 桂 阿か枝『お血脈』
    9月15日(日)~ 露の都『青菜』

    ・番組尺 :60分
    ・放送期間:2018年12月29日~

    オプテージ FLASHBOWL SERIES 2019録画中継

    関西学生アメフトリーグ秋シーズンDIV.1全試合を見せます!
    今年、関西学生ナンバー1に輝くのはどのチームか?

    9月7日昼 京都VS関西 / 7日夜 龍谷VS立命館
    8日昼 近畿VS神戸 / 8日夜 関学VS同志社
    ―― 以下省略 ―――

    ・番組尺 :60分
    ・放送期間:2019年9月~放送中

    大阪マラソンへの道2019

    12月1日(日)開催の大阪マラソン2019。新コースとなる今年の番組ランナーは、2018年R-1ぐらんぷり王者の“盲目の漫談師”濱田祐太郎!番組史上初、ブラインドランナーとしてフルマラソンに挑戦する道のりに密着します!

    【ランナー】濱田祐太郎、木村克己、福本愛菜、ガオ〜ちゃん、田津原理音
    【市民ランナー応援団:リポーター】サブスリー芸人、十手リンジン(十田 卓・西手 隼人)

    ・番組尺 :30分
    ・放送期間:2019年10~11月

    モジモジWORLD ~ウソのようなフォントの話~

    百花繚乱!世の中に溢れる文字に“個性”を与えるのが「フォント」と呼ばれる書体。そんなフォントにまつわる裏話を徹底調査!ヒット商品を生み出す秘密?
    頭が良くなる文字って何!?知って得する文字の世界へようこそ!

    【出演】橋本直(銀シャリ)、山本量子

    ・番組尺 :45分
    ・放送期間:2019年10月~放送中

  • 【議題3】前回の番組審議会(2019年5月21日)以降の新番組の制作・放送の紹介。

    ◆レギュラー番組の改編について

    やる気!元気!森脇チャンネル  2019年8月~

    森脇健児52歳がいまさらながらYouTubeに挑戦!やる気と元気とマラソンだけは人一倍の森脇健児が本気で挑めば、いったいどんなYouTubeチャンネルができあがるのか!?

    ・番組尺 12分
    ・毎週木曜21時30分更新

    以 上

  • 【議題4】◆eo光テレビチャンネルラインアップ等について

    2019年11月1日 BS4K BS8Kチャンネル追加 (以下の4チャンネル)
    ザ・シネマ4K、 4KQVC、 ショップチャンネル4K、 NHKBS8K
    (提供中 2018.12~)NHK BS4K、BS朝日4K、BS-TBS4K
    BSテレ東4K、BSフジ4K、BS日テレ

  • 【報告】(1) eo光テレビの加入状況について別紙資料にてご説明。
    (2) サービスエリアについては変更なし。
  • 【意見・要望】

    ■普段YouTubeやTikTokなど使われているか。
    また、どんなコンテンツをご覧になられているか。

    〇発信はしていないが、普段視聴はしている。
    歴史的な事を調べたりするのに使ったりする。またその他、色々な事を調べるのにまずYouTubeを視聴したりする。中国のビジネスにも関わりがあることから、中国でも人気のTikTokも見ている。中国ではSNSでの物販ビジネスが盛んに行われている。

    ■eo光チャンネルでも森脇チャンネルを立ち上げたが、なかなかフォロワー増えない。
    地上波でも取り上げられたが、あまり伸びていない。

    ○海外ではフォロワーを買ったりしている。

    ○ここでいうフォロアーとはどういうものか。

    ■チャンネル登録した人の数である。

    ■再生しただけでは再生回数としてカウントされるが、フォロアーにはならない。

    ○森脇チャンネルのフォロワー確保の最終目的は物販ではないのか?

    ■簡単ではないと承知しているが、チャンネル視聴との相互効果を期待したい。もちろん、可能であれば収入についても期待しているところはある。

    ○放送とYouTubeの棲み分けはどう考えているのか。

    ■YouTubeに普段触れている方々にeo光チャンネルを知ってもらい知名度向上と、収入向上を目指しチャレンジしている。しかし、1万人のフォロワーがこれほど難しいとは思わなかった。

    ■最近のテレビにはYouTubeが組み込まれている。以前のようにパソコンで視聴するのではなく、リビングでテレビリモコンを操作し視聴する時代になってきている。こうしてYouTubeを見ている中から、森脇チャンネルを視聴いただいた方が、他のeo光チャンネルの番組に流れてくるという導線を作りたいと考えている。
    認知という部分でどれだけYouTubeから来てくれるかはまだこれからである。

    ○いきなりYouTubeで森脇チャンネルを見る人は居ないと思う。
    森脇チャンネルに入ってきてもらう工夫はどのようなものを考えているのか。

    ■今のYouTubeはレコメンドで視聴者を分析しており、こういったチャレンジ系の動画を良く視聴するユーザーには「あなたへのおすすめ」として関連動画が表示される。いろいろ関連性のある動画を制作して、視聴機会を多く作っていきたいと考えている。

    ○YouTubeを普段視聴している若年層を呼び込むための施策か。
    eo光チャンネルの視聴層とマッチしているのか。

    ■チャンネルの視聴者層は高めである。視聴層にあったタレントさんということで、森脇さんはYouTubeもされておらず、チャレンジしてもらったら面白いのではと思っている。
    森脇さんを20代の方に視聴いただきたい訳ではない。

    ○YouTubeの視聴は、スマホ、テレビ、パソコンでどのような割合か。

    ■数値は測れていないが、ほぼスマホではないかと考えている。

    ○YouTubeは画質的にはテレビより悪いのか。

    ■テレビとほぼ変わらない。

    ○視聴率の結果を見ると、マーケットとしては、20代、30代が焦点に見受けられる。
    YouTubeも、そこにターゲットを絞った作り方をしてみたらどうか。
    今の子供達は、俳優さんを知らなくてもHIKAKINさんは知っていたり、なりたい職業がYouTuberであったり、私には考えられないが、子どもたちにヒットする可能性のあるそこを使わない手はないと考える。

    ○YouTuberになりたい人は大勢いるので、何名かと契約をして面白いものを作ったときにスポンサーになるなどの企画はどうか。eo光がYouTuberのスポンサーになったということで、新しい事業として話題になるのではないか。またチャンネルでもこの動画を取り上げる番組を放送して相乗効果を狙ってみてはどうか。

    ■現在はYouTubeを利用したeo光をアピールする仕掛けをしていないが、今後はやっていかなければならないと考えている。

    ○eo光チャンネルを日頃意識して視聴しているが、通販系の番組が流れている時間が長いと感じ、まだ放送局としての認知も低いと感じている。

    ○だからこそ、「超絶技巧の世界」などの番組を大切にし、芯というものを揺るがずにもつ必要があると思う。YouTubeは目的やターゲットをeo光にとってどう有るべきかなどもし っかり考えるべきである。
    番組審議委員として6年間参加させていただいているが、あまり変化が感じられない。これからeo光チャンネルをどうしていくのか、番組作り、大切にしているものとか、私達委員にも、もう少し伝わるようにして欲しい。

    ○放送局自体がなくなる可能性のある時代。YouTube配信などと比較をすると、放送設備やスタジオ、機材などを揃え、コストを掛けて番組を制作してもコスト的に合わなくなる時代が徐々に来ている。思った以上に変化のスピードが早い。
    目的をもう少し明確に持ち、質の良い方々を対象にしたクオリティの高いものを提供する方向が良いと感じている。若年層をターゲットにするよりも、ある程度の裕福層をターゲットにしてみてはどうか。そこには物販等もついてくると思う。

    ■ところで特番に関して言うと、「うみそら映画祭」はいいドキュメンタリーだったと思っているが、権利の関係で映画がスクリーンに映っているところを使えなかった。

    ○準備段階から丁寧に長いスパンでじっくりと取り組んだ良い企画であったと思うが、おっしゃる通りスクリーンに映画が映らなかったのは残念であった。
    もう一つの「超絶技巧」は、以前私の家人が現地に行こうとしたが行けなかったことがあって。それが美しい映像で見ることができたということで、とても感心していた。
    このような番組は続けていくべきである。

    ○モジモジWORLDも良かった。
    私は活字で生きてきた人間で、モリサワが昔住んでいた明石に会社が有ったこともあり親近感があり、最近も各種のフォントが開発されているので、実態を知る意味でも面白かった。

    ○超絶技巧はYouTubeで流せないのか。

    ■eo光チャンネルのWEBサイトでは掲載している。

    ○拡散をしたいのなら、YouTubeで公開すべきである。
    これは国際的にも貴重な映像だと思う。eo光チャンネルの公式サイトからフォローボタンを作り、常にこういう素晴らしい工芸品や風景などを放送しているチャンネルであることをアピールすべきである。

    ■本日いただいた貴重なご意見を踏まえ、今後番組の制作・編成を検討してきたい。

以 上