思いを胸に
未来に挑む探索者たち
未来を見据え、新しい価値を創る組織が、オプテージにはあります。
最先端の技術と、岩をも貫く信念を胸に、新規事業領域を探索します。
「先進の志で、新たな日常を作る」
私たちは、思いを共にしていただけるパートナーと共に、
未来を描き続けます。
News
- 2024.9.27 Web3関連イベントにて当社小野が登壇
オプテージの
Web3ビジネスプロジェクトグループの
取り組み紹介
担当者ひとりひとりの思いをきっかけに、
最先端の技術を研究・検証し、ビジネスとして社会に実装することで、
2030年の“日常”を支えます。
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Web3でも社会をつなぐインフラになる
Web3
インターネットの分野で注目されているWeb3では、企業がデータを一元管理する従来の構造とは異なり、ユーザー自身がデータを管理できるようになります。黎明期のWeb3にはさまざま技術課題がありますが、これまでオプテージが培ってきたネットワーク技術やサーバ技術などを活かし、ヒトやモノが安心安全に繋がることができる世界をつくります。
インターネットは、その登場以来、わたしたちの生活を変えてきました。そんなインターネットの分野で、昨今注目されているキーワードがWeb3です。Web3とは、分散を特徴にもつ次世代のインターネットです。
分散とは管理者を必要としないということです。従来型のインターネットは、サービスを提供する企業がデータを管理していました。Web3ではそのデータはユーザー自身が管理できるようになります。情報通信事業者であるオプテージの成長もインターネットと共にありました。個人法人のお客さまへ安心安全な通信環境をご提供することで、誰もがインターネットに繋がることができる世界を作ってきました。
オプテージはWeb3時代もインターネットの発展に貢献し、共に成長できる存在であり続けます。とはいえ、まだ黎明期のWeb3には技術課題がいくつもあります。代表的な問題は、スケーラビリティ(ユーザーの増加による負荷増大への適応などを指す)です。
オプテージでは問題解決のひとつとして、データ伝搬の高速化に取り組んでいます。
私たちが培ってきたネットワーク技術やサーバ技術などを活かして、Web3の中核技術であるブロックチェーンのデータが素早く処理されることで、たくさんのユーザーが安心して参加できる環境を作ろうとしています。
また、ヒトだけでなくモノも参加することになります。例えば、自動運転車が充電したあと、車自身が決済をするような場面です。
こういった未来を実現するためにモノが参加しやすい仕組みを研究しています。
オプテージは、次世代のインターネットWeb3においても、ヒトやモノが安心安全に繋がることができる世界を作っていきます。 -
新しい使命、ゼロカーボン
カーボンニュートラル
私たちオプテージは情報通信事業者として、かねてよりIT技術を用いたゼロカーボン(脱炭素)の実現に着目してきました。リモートセンシング、ビッグデータ解析やブロックチェーンなどの技術を用いて、みなさんと共にこの地球規模の課題に挑戦します。
地球温暖化が問題となり、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を実質ゼロにした社会が求められています。
私たちオプテージもこの社会に参加する企業としての責任を果たすため、利用電力のグリーン化などを推進しています。さらには、ゼロカーボンエネルギーのリーディングカンパニーを目指す関西電力グループの一員として、社会全体の脱炭素にも貢献します。
私たちオプテージはこれまでも「脱炭素にどう取り組んだらいいか分からない」というお客さまの声にお応えし、導入を支援してきました。
これからは、従来の取り組みに加えて、グローバルのパートナーとともに、私たちオプテージが描く望ましい未来像を事業を通じて提案していきます。脱炭素にも色々な方法がありますが、私たちオプテージは情報通信事業者として、かねてよりIT技術を用いた脱炭素の実現に着目してきました。
例えば、二酸化炭素を吸収してくれる森林や海洋などの天然資源の価値をリモートセンシングとビッグデータ解析で見える化し、その価値に魅力を感じる人々による経済活動の中で無理なく資源が守られていく仕組みを作ろうとしています。
また、電力の産地証明や環境価値など脱炭素を後押しする方法が多様化する反面、どの方法を選んだらいいのか分かりにくくなっています。そこで私たちはブロックチェーン上で多様な手段とそれを求める人が安全にマッチングできることで、今まで以上にゼロカーボンエネルギーの普及拡大を企業や消費者が応援できる仕組みを作ろうとしています。
地球規模の取り組みである脱炭素、私たちオプテージはみなさんと共に、この挑戦を続けていきます。
OPTAGEの取組み -
最強のセキュリティ技術
量子暗号通信
暗号化された通信情報が解読されるリスクが高まってきているなか、最強のセキュリティ技術である量子暗号通信の実用化に向け、パートナーと実証の取り組みを進めています。大切なデータを守るために、安全安心な通信技術を磨き上げていきます。
量子、それは、原子や電子、光子などの「これ以上分割できない最小単位」のことです。近年、量子が持つ「量子もつれ」などの特性を生かした量子コンピュータを用いると、既存の暗号が解読されるという恐れがあるということが叫ばれるようになりました。
世の中のデジタル化が進むと、医療のための電子カルテや遺伝子情報、金融取引のための暗号資産情報など、今よりもさらに多くの機微な情報がやりとりされるようになることから、通信におけるセキュリティの重要性はさらに高まってきています。
そうなると、もっとセキュリティの高い、絶対に解読されない暗号や通信形態が必要になります。それに対応する技術もまた量子の特性を用いたもの。「量子暗号通信」「量子暗号化通信」などと呼ばれる通信方式は、たとえ量子コンピュータを用いても解読ができない最強のセキュリティであると考えられており、世界各地で実用化に向けた研究や実証が行われています。
オプテージは、豊富な光ファイバー網と運用の経験を活かし、量子暗号通信の実用化に向けパートナーとの実証の取り組みを進めています。最強のセキュリティ技術である量子暗号通信と、オプテージが持つ安定した光ファイバ網、セキュアでコネクティビティ性の高いデータセンター、そして柔軟なクラウド技術を組み合わせ、新しいセキュリティネットワークを描いていきます。
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社会の“縁”を結ぶ、オプテージ発のAIソリューション
音声認識・自然言語解析
日本の労働人口不足という課題に対し、音声認識技術、自然言語解析技術など最先端のAI技術を用いた取り組みを行っています。「Enour(エナー)」は社員発の企画として、自社コンタクトセンターでの実証を経て、世に送り出されたサービスです。社内外の関係者の力をあわせ、サービスの進化と深化を続けています。
日本は世界有数の超高齢社会であり、今後も労働人口が減り、人材不足となることが、想定されています。
労働力が不足すると、企業はオペレーションに割く人員が減り、お客さまと接する時間が少なくなります。
企業と顧客の関係が希薄化すると、これまで日本が育んできたおもてなし文化や、顧客の声を反映した商品・サービスの開発が衰退し、日本社会全体の魅力が損なわれる恐れがあります。
eo光やmineoといったサービスで、お客さまに寄り添った対応を志してきた私たちにとっても、重大な課題です。そのような人手不足の課題を解決するため、音声認識技術、自然言語解析技術など、最先端のAI技術で挑んでいるのが、
「Enour(エナー)」プロジェクト。
名称は、「En(縁)とOur(私たち)」を組み合わせた造語です。
クライアント企業、そこで働く人々、その先にいるお客さままで、三方良しの仕組みを作り「希薄になっていく社会の”縁”を再びつないでいこう」というメッセージが込められています。オプテージ社員発の企画として、自社コンタクトセンターでの実証を経て、世に送り出されました。
本プロジェクトは、オプテージの人的強みも生かす設計になっており、メインで推進するチームでは、企画、営業、エンジニアまで、幅広い人材が在籍しています。
お客さま、パートナー、オプテージ関連部門と、風通しよく連携できる仕組みにより、いまもサービスの進化と深化を続けています。