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統計から見る北海道のインバウンド現状と対策のまとめ

2018.05.28

統計から見る北海道のインバウンド現状と対策のまとめ

    目次

  1. ● 2016年度の訪日外国人来道者数
  2. ● 2016年度の国・地域別訪日外国人来道者数
  3. ● 2016年度の圏域別訪日外国人来道者宿泊延べ数
  4. ● 2016年度の観光消費額単価
  5. ● 北海道への訪問意欲
  6. ● 北海道旅行の利用形態
  7. ● 北海道旅行に期待するもの
  8. ● 北海道訪問者の満足ポイント
  9. ● 北海道訪問者の不満足ポイント
  10. ● まとめ

東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年に向けて、国を挙げてのインバウンド対策が進められる中、外国人観光客に人気の高い北海道も、さらに観光客を増やそうとインバウンド対策に取り組んでいます。
今回は、北海道を訪れる訪日外国人旅行者に関する統計から、北海道観光に関する現状と今後の対策を読み解いていきます。

● 2016年度の訪日外国人来道者数

2016年の訪日外国人来道者数は2,301,200人です。
2015年と比較では10.6%増加しています。北海道の国際航空路線の新規就航や増便、千歳空港の発着制限の緩和など、空の交通事情の改善による影響が大きいと推測されます。
またこれは2016年の訪日外国人旅行者数2,482万人の9.3%を占める値です。

● 2016年度の国・地域別訪日外国人来道者数

2016年度訪日外国人来道者数 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/toukei/H28_irikomi_honbun.pdf

2016年度の訪日外国人来道者数の内、最も多い国は中国で、次に台湾、韓国と続きます。アジア国からの来道者数は全体の88%と大多数を占めています。

訪日外国人来道者数推移(国別実人数) http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/toukei/H28_irikomi_honbun.pdf

2015年度の外国人来道者数と比較すると、中国は1.4%、台湾は3.3%減少しているのに対し、マレーシアが64.9%、韓国が41.7%と大幅に増加しています。
また、欧米豪国も全体的に増加傾向にあることが分かります。

● 2016年度の圏域別訪日外国人来道者宿泊延べ数

訪日外国人来道者宿泊延べ数を圏域別に見ると、2016年度で最も多いエリアは道央圏で、全体の72.9%(463万人泊)。前年と比べると3.5%伸びています。
次いで、道北圏、道南圏、釧路・根室圏、十勝圏、オホーツク圏の順に多く、道北圏は前年度比8.1%と最も高い伸び率を記録しました。

● 2016年度の観光消費額単価

2016年の観光消費額単価における、外国人の宿泊客・観光区分の消費額は、年間平均130,321円ということが分かりました。
2015年の同単価が148,549円ですので、約12.3%減少しています。

● 北海道への訪問意欲

訪日外国人旅行者の北海道への訪問意欲は、アジア地域国の回答では日本全国で第3位。中国、台湾、香港では1位に選ばれています。
欧米豪全体では、東京、富士山が圧倒的な人気を誇り、北海道は第9位ということで、アジア国と比較すると低い水準となっています。

● 北海道旅行の利用形態

北海道を訪問したことのあるリピート旅行者の旅行形態に変化が見られます。
2015年度と2016年度の調査を比較すると、ガイド付きのパック旅行といった団体旅行よりも、個別手配を中心とした個人旅行を選ぶ旅行者が9.6%増えました。
この傾向は、北海道旅行者に限らず、訪日経験者全体にも見られます。

● 北海道旅行に期待するもの

北海道観光への期待(複数回答)アジア全体 日本旅行への期待(複数回答)アジア全体 北海道観光への期待(複数回答)欧米豪全体 日本観光への期待(複数回答)欧米豪全体 http://www.dbj.jp/pdf/investigate/area/hokkaido/pdf_all/hokkaido1611_01.pdf

アジア全体の北海道訪問希望者は、「自然や風景の見物」、「雪景色鑑賞」、「伝統的日本料理を食べる」ことに対する期待が高いということが分かりました。
また、欧米豪全体では、アジア国と同項目に対する期待が高いですが、その他「世界遺産の見物」、「有名な史跡や歴史的な建築物の見物」に対する期待も高いようです。
全国の日本旅行に期待する項目と比較すると、北海道旅行に対しては「雪景色鑑賞」、「エコツーリズムに参加」、「ウィンタースポーツ」といった北海道の気候、自然に因んだ項目が上位にランクインしています。
北海道へ行ったことのある旅行者に絞った調査結果からは、上位項目に変動はなかったものの、「スイーツを食べる」や「食品や飲料のショッピング」項目が上昇し、北海道を訪問した後にスイーツや食品、飲料に対する評価が高まることが分かります。

● 北海道訪問者の満足ポイント

北海道訪問経験が1回ある旅行者に、北海道旅行で最も満足したものの調査結果によると、第1位は「伝統的日本料理」、続いて「温泉への入浴」、「自然や風景の見物」の満足度が高く、過去の調査と比較してもほぼ変動はありませんでした。

● 北海道訪問者の不満足ポイント

反対に、最も不満だった点を調査したところ、「母国語の通用しやすさ」や「英語の通用しやすさ」といった言語の不満が高く、この傾向は日本全国の訪問者からの回答にも見られます。

● まとめ

このように魅力溢れる北海道は、北海道ならではの自然や食文化を求めて、今後もますます外国人旅行者が増えていくと思います。そして、リピート旅行者が更に増えれば、大きなインバウンド効果も期待できます。
その実現のためには、言語に対する不満を取り除くことが重要と思われます。英語のみならず、「母国語の通用しやすさ」という声からも、多言語に対応したクラウド通訳のような通訳サービスを導入し、満足度向上を図ってみてはいかがでしょうか。

出典:
北海道観光入込客数調査報告書[平成28年度]北海道経済部観光局観光戦略グループ
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/toukei/H28_irikomi_honbun.pdf

DBJ・JTBF アジア・欧米豪 北海道観光に関する訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年版)株式会社日本政策投資銀行
http://www.dbj.jp/pdf/investigate/area/hokkaido/pdf_all/hokkaido1611_01.pdf

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)

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