2026年 プレスリリース
News Release
MCデジタル・リアルティとオプテージ、
関西圏デジタルインフラ強化に向けた連携に合意
~ 関西圏のデータセンター・ネットワーク連携を通じ、日本の情報通信インフラ強靭化 ~
2026年10月30日
MCデジタル・リアルティ株式会社
株式会社オプテージ
MCデジタル・リアルティ株式会社(以下、MCDR)と株式会社オプテージ(以下、オプテージ)は、このたび、大阪彩都エリアと大阪中心部エリアのデータセンター間の接続環境強化を目的とした連携に合意しました。
MCDRが大阪府彩都エリアで運営するKIXキャンパスと、オプテージのデータセンター間接続(DCI:Data Center Interconnection)サービス「Flex Dark Fiber」を組み合わせることで、KIXキャンパスをご利用のお客さまへ大阪中心部の主要データセンターへの接続方法として、新たな選択肢を提供します。これにより、異ルートによる冗長性を確保しながら、お客さまの利用用途に合わせた柔軟なネットワーク構成を実現します。

1.背景・目的
生成AIやクラウドサービスなどの普及に伴い、データセンター需要は世界的に拡大しています。これに伴い、DCIサービスの重要性も高まっており、高品質・低遅延に加え、障害にも強い、強靭なネットワークが求められています。
また、日本国内では、データセンターをはじめとする重要なデジタルインフラが首都圏に集中しており、デジタルインフラのレジリエンス向上の観点からも、こうした設備の分散立地やネットワークの強靭化を進めることが課題の一つとなっています。こうした背景から、関西圏においても、AI需要を支えるデータセンターとネットワークを一体的に整備する重要性が高まっています。
関西一円に展開する光ファイバーネットワークを基盤に、大阪中心部をはじめとする主要データセンターへの高品質な接続環境を提供するオプテージと、彩都エリア(大阪府茨木市・箕面市)に「KIXキャンパス」を展開するMCDRが連携し、高品質なネットワークと高密度なデータセンター環境を組み合わせることで、AI時代におけるお客さまの多様なニーズに柔軟に対応します。両社の強みを生かしたソリューションの提供を通じて、関西圏のデジタルインフラのさらなる強化に貢献してまいります。
2.各社の強み
MCデジタル・リアルティ
MCDRは、大阪府彩都エリアでIT電力容量合計74MWを有するKIXキャンパスを展開しています。キャンパス内の4棟のデータセンターはいずれも高電力・高密度なIT環境に対応し、将来的な需要拡大にも応える高い拡張性を備えています。KIX13データセンターはDGX-Ready データセンター認証を取得しており、AIワークロードにも対応可能なインフラ環境を提供しています。2028年第4四半期にはIT電源容量24MWを有する「KIX15データセンター(以下KIX15)」を開業予定です。
またKIXキャンパスを中核に「関西AIインフラ共創プロジェクト」を推進し、通信事業者やテクノロジーパートナーとの連携を通じて、大阪都市部のデータセンターや主要ネットワーク拠点との接続性強化に取り組んでいます。
オプテージ
オプテージは、関西一円に展開する光ファイバーネットワークを基盤に、データセンター間接続サービス「Flex Dark Fiber」を提供しています。今回、増加するデータセンター間接続需要に対応するため、彩都エリアと大阪中心部を結ぶ光ファイバーネットワークを大幅に増強します。この光ファイバーネットワークを活用し、KIXキャンパス(KIX10、KIX11、KIX12、KIX13、KIX15)と大阪中心部との間で、異ルートでの冗長構成を提供いたします。このうち一方は地中ルートを活用した最短距離※かつ高品質なルートとなります。
オプテージ曽根崎データセンター「OC1」とKIXキャンパスとの間についても、同様に異ルートでの冗長構成が可能となります。さらに、OC1と首都圏の主要データセンターをオール光ネットワークで結ぶ国内DCIサービス「AOC(All-Optical Connect)」により、関西圏内にとどまらず、東京-大阪間の広域なネットワーク需要にも対応してまいります。
※2026年10月 オプテージ調べ
3.各社コメント
MCデジタル・リアルティ株式会社 代表取締役社長 山下 康平
AIの活用拡大に伴い、データセンターには高い処理能力や拡張性に加え、既存のIT環境やネットワークと柔軟につながる接続性がこれまで以上に求められています。今回のオプテージさまとの連携は、KIXキャンパスと大阪都市部をより柔軟につなぎ、企業のAIインフラ活用を支える上で大きな一歩となるものです。今後もオプテージさまと共に、関西におけるAIインフラ基盤の発展と、企業のAI・クラウド活用の拡大に貢献してまいります。
株式会社オプテージ 代表取締役社長 名部 正彦
このたび、MCデジタル・リアルティさまとの連携を通じて、関西圏のデータセンター接続環境をさらに充実できることを大変うれしく思います。オプテージはこれまで、関西一円に展開する光ファイバーネットワークを基盤に、お客さまの多様な通信需要に応えてまいりました。本連携では、KIXをご利用のお客さまへ新たな選択肢をご提供させていただくことで、より柔軟で信頼性の高いネットワーク環境の実現に貢献します。今後もMCデジタル・リアルティさまとともに、関西圏のデータセンターおよびネットワークのさらなる発展を通じて、AI時代における日本のデジタルインフラの強化に取り組んでまいります。
4.各社概要
MCデジタル・リアルティについて
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事と米国Digital Realtyによる対等出資の合弁会社として2017年9月に設立されました。日本にてコロケーションサービス、相互接続ソリューションを含めたデータセンターサービスを幅広く展開します。三菱商事の不動産・インフラ投資の知見、顧客網と、業界大手Digital Realtyのデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL®」、世界6大陸にまたがる300以上のデータセンターコミュニティを活かした高品質なITインフラの提供を通じ、お客さまのビジネス拡大、イノベーション創出と社会の発展に貢献します。
MCデジタル・リアルティの詳細は https://www.mc-digitalrealty.com/ をご覧いただくか、当社 LinkedIn をフォローしてください。
オプテージについて
関西一円に保有する独自の光ファイバーネットワークを基盤に、法人のお客さまには企業向け通信ネットワークサービスやデータセンターの提供のほか、2028年度には国際海底ケーブルを活用した国際通信事業への参入を発表しています。また、個人のお客さまには、高速・高品質なインターネットサービス「eo(イオ)光ネット」をはじめ、トリプルキャリア対応の携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」などを提供する、関西電力100%出資の総合情報通信事業者です。
*本プレスリリースに記載されている社名やサービス名などは、各社の登録商標または商標です。
*本プレスリリースに記載されている内容、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。
以上