攻めのテクノロジーで生み出す取り組み｜ココロを動かすオプテージの先進技術｜RECRUIT SITE

オプテージを進化させる
攻めの次世代技術
「」

通信業界をはじめ、国内、世界で実用化が
始まっている第５世代移動通信システム＝5G。

オプテージでも、5Gが持つ高速大容量・超低遅延・多数同時接続が可能となる
最先端通信技術の活用と事業化に向けた取り組みが、今まさに進んでいます。
工場や倉庫、オフィスビル、病院・学校など、敷地内での通信とデータ活用課題を解決し、
新しいビジネスシーンをつくり出すー。
世の中をはじめ、会社の未来をも変えていく「ローカル5G」。
技術検証や事業モデルの構築、サービス立ち上げに挑む若き技術者の活躍から、
見えてくるオプテージの未来の姿とは･･･。

※5G（第5世代移動通信システム）は、高速大容量・超低遅延・多数同時接続を実現する次世代無線通信技術です。

オプテージが事業化を進める
「」
活用とは？

　これまでオプテージが関西圏の企業や工場、公共、自治体向けに展開してきた光ファイバーネットワークと専用線サービス、VPNサービス、インターネット接続サービス。これら敷地内での閉域ネットワークに最新の5G技術を活用したローカル5Gネットワークを融合し、様々なお客さまのビジネスを支えるサービスの実現を目指しています。
　特に、オプテージが長年にわたって積み重ねてきた通信事業者としての高い信頼性と公衆携帯基地局向け回線の構築・運用で培ったノウハウ、知見に加えて、あらゆる業種・事業者のニーズに応じたインフラ構築ができる柔軟性は大きな強み。オプテージだからこそ実現できる、お客さま起点のサービスに期待が寄せられています。

TECHNOLOGY
EPISODE

〜「ローカル5G」の事業化に挑む技術者〜

会社の将来の新たな柱となる事業づくりに挑戦。
時代の最先端を行く5G技術を社会に広げる仕事

PROFILE

次世代事業推進プロジェクトグループ　
5G事業化推進チーム

段野弘樹

2012年入社

EPISODE.01

自分達が先駆者となるべく、
ゼロから挑む

　まだ私が大学院生だった2011年3月に東日本大震災が発生。母の故郷、東北が大きな被害を受け、地震発生直後は親族との電話がつながらず苦労しました。この経験から、「通信事業は日々の生活だけでなく、時には人の命にも影響する重要なインフラなんだ」という思いをより強く持つようになりました。
　オプテージには2012年に入社し、最初はFTTHの局舎設備の工事を担当。その後、ネットワーク計画チームで法人系ネットワークである広域イーサ網を拡張するための計画、技術検討に取り組みました。この時、5Gに関する調査をしていたこともあって、2019年2月には現在のプロジェクトチームの前身にあたる「ローカル5G」の事業化を検討するタスクフォースチームに参加。そして7月からプロジェクトチームとなり、今現在に至ります。
　最初は5人からのスタートでしたが、今ではメンバーは16人に。事業化に向けた動きが本格化してきたという実感にあふれる毎日です。

　私の役割としては、リーダーとして各メンバーのとりまとめ役をはじめ、5Gの技術調査から技術戦略検討、ネットワーク設計、他社の動向調査、機器メーカーとの開発要件検討、実証実験用の機器選定といった技術確立のための業務。さらにはビジネス化のためのモデル構築、採算性の検討までトータルな業務を任されています。当社の「ローカル5G」は、他社との差別化を意識し、自前の局舎を活用することでお客さま側が導入しやすい方法を提案することはもちろん、工場などの場合は機密情報を守るためにお客さま施設内にコアを設置してセキュリティを高めるなど、多様なニーズに合わせて柔軟な対応ができるのが最大の強み。これらの柔軟な設備形態は他社が簡単にマネのできないところだという自信もあります。
　2020年10月からは、川崎重工業株式会社さまとグループ企業さま、そして私たちの3社共同による「ローカル5G」を使った実証実験もスタートしており、様々なアイデアが形になろうとしているのはうれしいですね。この実験では、川崎重工業さまで進められているIoTを使った工場のスマートファクトリー化に、超高速大容量・超低遅延・多数同時接続といった5Gが持つ無線通信性能を活かした支援を行います。実証実験を進める中で新しい技術にも触れることができ、知的探究心をくすぐられるおもしろさや、それらがビジネスへとつながっていくやりがいも実感できています。

EPISODE.02

社会に役立つ
事業・サービスに育てていく

　プロジェクトのスタートから現在で1年半あまり。振り返ってみると本当に多くの苦労がありました。最初に直面した5Gの技術調査においては、元となる技術書が全て英語で書かれており、読み解くのが非常に難解。さらに日本の電波法の理解、膨大なパラメータ、実機との差分などを理解していく必要もありましたから、かなり困難な作業でしたね。もちろん今もまだ技術調査は続いていますけれど（笑）。
　それと一番悩んだのは、プロジェクトチームを引っ張っていくこと。社内でも誰もまだやったことのない新たなことについて、技術調査から、検証、ビジネス化までを行うわけですから、当たり前ですが最初はチームメンバーの心を一つにするのは大変でした。一人ひとり部署も違い、業務分野・経験にも差がある。それに他部署やパートナー企業との連携も難しいことでした。

　そんな中で私は、誰にでも明確に分かる目標を立て、スケジュールを組みながら、メンバーへの説明を徹底することで地道に意思共有を図りました。本当に一歩ずつですが、徐々にメンバーと合意形成が図れるようになり、次第にプロジェクトが前に進んでいくことで、メンバーの心が一体化し、同じ目標に向かっていけるようになりました。そうして、メンバーと共に技術の検証と確立、複雑な申請業務など、色々な困難を一つひとつ乗り越えて、5G通信実験を行う上で必要な免許を総務省から取得できた時は心の底から感動しましたね。

まだまだ、5G事業はおもしろくなる

　私が進める「ローカル5G」の事業化推進プロジェクトは、まだまだサービス化に向けた課題がいくつも残っています。加えて、2020年に入り、新型コロナウィルスによる影響もあって、また新たな課題も見えてきています。ですが、2020年の6月に設立した、西日本で初となる「5Gラボ」をきっかけに良い流れもできつつあります。
　ラボができてからの変化として、興味を持ったお客さまが次々と訪問され、商談につながりつつある他、ありがたいことに協業のお声がけもいただくなど、明るい話題も多数。これらのお客さまからの期待にも後押しされながら、2022年のサービススタートに向けてメンバー全員でがんばっていきたいですね。そして「ローカル5G」の普及を通して、世の中の発展に貢献することはもちろん、人の命を守るインフラに成長させていけたら、最高に幸せでしょうね。

学生への
メッセージ

MESSAGE TO STUDENTS

　オプテージには、「ローカル5G」のような社内でも目立つ大きなプロジェクト、業界的にも最先端分野の技術に関する業務を若手にも任せてくれる社風があります。しかも主導的なポジションで携われることも多いですから、大きな仕事に関わり、自分の想像を超える成長をきっと実感できますよ。今は5Gですが、もう既に6G、7G技術についても世の中は動き出しつつあります。みなさんの目の前には、もっと新しいことにチャレンジできるチャンスが広がっています。私たちと一緒にまだ誰も見たことがない未来を創り出していきましょう！

「」が
もたらす未来

ローカル5G活用で広がるビジネス、
より豊かになる暮らし

例えば工場で

ケーブルがなくなり製造ラインの変更が容易に
ICTを使った製造設備や産業ロボットの導入が加速
ローカル通信のため、データの外部漏洩がなく安心

例えば病院で

院内のどこでも電子カルテや各種情報閲覧が可能に
遠隔治療やオンライン診療などもスマートに実現
患者情報、医療情報などのセキュリティを強化

例えば倉庫で

自動搬送車やロボットの導入がしやすく省人化
倉庫全体に行きわたる安定通信でIT管理を実現
AIと通信で在庫管理から発送まで一元管理可能

例えば学校で

数百名規模のオンライン授業を安定的に実施可能
学生達のデジタルデバイスを使った通信を安定化

例えばプラントで

障害監視カメラを多数設置し、AI 診断＆常時監視
ドローンなどの制御や映像データから監視を強化

･･･他にも、B to Bだけでなく、B to Cでのビジネス・サービス構築に向けた動きも始まろうとしています。