守るためのテクノロジーで提供している取り組み｜ココロを動かすオプテージの先進技術｜RECRUIT SITE

オプテージを守り、
支える革新的技術
「」

関西全域で約35万kmにも広がっている
オプテージの光ファイバーネットワーク。

その根幹となる設備の設計・構築・保守を担う光・アクセス部門では、
今後の事業拡大を進めていく上で、業務のスピード化・効率化という新たな課題と向き合っています。
そんな中、入社13年目の担当社員がDX（デジタルトランスフォーメーション）の
手法と技術を駆使した「業務デジタル化推進」にチャレンジ中。
取り組むのは、これまで手作業だった設計の自動化や書類の電子化など。
社内の業務を変革し、新しい働き方も生み出していく取り組みの先に待っている未来とは･･･。

社内の業務を効率化する
「」
とは？

　オプテージが創業から30年以上にわたって構築・整備してきた光ファイバーケーブルは現在関西全域で約35万km。メイン事業としてケーブル敷設から施設・設備構築、保守までワンストップでのサービスを提供し、一大通信ネットワークを形成しています。
　今後は、5GやIoT等、世の中で話題となっている最新技術を駆使した通信インフラの拡充やエリア拡大において、通信インフラ事業者としてどこよりも早く光ファイバーの敷設工事ができるかが問われます。こうした中、DX（デジタルトランスフォーメーション）を駆使した、設計業務の自動化や書類の電子化による時間短縮、人的ミス軽減、業務効率化を図る業務改革プロジェクトが進行しています。

TECHNOLOGY
EPISODE

〜「業務デジタル化推進」で社内を変える技術者〜

会社・事業の成長と働く社員の幸せのために
これまでの業務の無駄をDXでソリューション

PROFILE

技術本部光・アクセス計画管理部
光・アクセス業務改革推進プロジェクトチーム

辻村弘樹

2008年入社

EPISODE.01

変革を通して多くの人の役に立てるやりがい

　私が業務効率化の第一歩となる設計の自動化に取り組み始めたのは、2016年頃から。もともと入社した時から、業務の無駄を見つけて社内に改善案を提案したり、いつもの作業をより効率的に工夫したりすることが好きで、自発的に取り組んでいました。そうした仕事に向き合う姿勢が評価されたのか、設計の自動化推進という、私が所属する光・アクセス部門でも重要な仕事に抜擢された時は、喜びも大きかったですね。
　そこから最初の課題である自動化についての情報収集や検討を進めている中で、「2025年までに社内における無駄なコストを百億円規模で削減する」という会社全体の目標が発表され、動きが活発化することになりました。この発表は、私にとってまさに追い風となりました。そうして、2020年6月からは、光・アクセス業務改革推進プロジェクトチームを立ち上げ、設計の自動化だけでなく、紙ベースの書類の電子化も含めて任されるように･･･と、より仕事のスケールが大きくなっていくことに感動を覚えました。

　多くの作業プロセスがある中で、設計業務に着目することになったのは、あらゆる業務の中で最もルール化された業務であり、比較的、自動化しやすい作業だからです。また作業件数も多く、年間で数十万件にも及びますから、コストに換算すれば、計り知れないものがあります。
　もちろん、今までの業務のやり方を全く変えてしまうわけですから、簡単ではなく、計画してすぐに実行できるわけでもありません。だからプロジェクトでは、長期的視野を持ちながら、これまで当たり前だと思って行ってきた仕事のやり方をゼロベースで見直し、どうするのがベストかを毎日考えています。大変ではありますが、業務が効率化されれば私たちはより価値のある仕事にリソースを振り向けることができます。設計スピードを早くして、光ファイバー設備の構築・整備も進めば機会損失回避という点でも効果が見込めます。ひいては会社の成長にも貢献できる訳ですからどんどん意欲が湧いてきますね。

EPISODE.02

社内のDX推進に先駆的に関わるおもしろさ

　実際に業務を進める中では、多くの困難にぶつかりました。中でも一番印象深いのは、社外のITコンサルティング会社をパートナーに、共同で実施した長距離光ファイバールートの設計自動化技術の概念検証です。社外パートナーが入るというのはオプテージにおいて前例がなかったため、周囲の注目と期待は高く、最初はかなり気負いましたね。
　また、案件としても参考となる事例がなく、企業文化や仕事の考え方、進め方も全く違う者同士が集まっていることから、互いにゴールのイメージが共有できず戸惑うことばかりで･･･。当初は、意見が衝突することも多かったように思います。しかし、こちらも遠慮せず提案し、議論を重ねる中でわかってきたのは、どちらのメンバーも「現状を良くしたい」という思いを持っているということでした。考え方は違うけれど、目指している方向は同じという意識が持てるようになってからは、実証実験の精度も飛躍的に上がっていきました。こうして最終的に本格開発のGOが出た時のことは、今も忘れることができません。

　現在、自動設計システムについては開発が始まっており、オプテージとしても初めてのアジャイルというシステム開発手法を取り入れ、カーナビに使われている技術も使用しています。開発を通じて、常に新しい知識が得られているのがうれしいです。また書類の電子化についても検討が進んでいる中で、自分の成長も実感できています。
　これからの時代、多くの企業がDX（デジタルトランスフォーメーション）による業務効率化や経営のスマート化に取り組むことが予想されますし、その動きはますます加速していくことでしょう。特に変化の激しいIT・通信業界では、こうした社内変革は、業界で生き残っていく上で必要不可欠です。
　そうした中で先んじてDXによる業務変革やAI技術、デジタル化、IoT等、最先端な分野に関われていることはやりがいです。また、私の進める業務デジタル化推進プロジェクトは、社員一人ひとりの業務効率化・工数削減だけでなく、生み出された時間を活用した新しい業務へのチャレンジやワークライフバランスの充実など、働きがいにも貢献できます。「みんなの働き方をより良くし、オプテージで働く幸せをつくれる」という使命感も感じながら働けている今を本当に幸せに思います。

学生への
メッセージ

MESSAGE TO STUDENTS

　光ファイバーインフラ関連だけでなく、ローカル5Gやモバイル通信、新しいところではフィンテックの分野にも広がるような、幅広い技術やノウハウをオプテージは有しています。当社で技術者として働く中でおもしろいのは、こうした多彩かつ最新の技術に触れるチャンスが多くあるところ。そして経営層や上司の方から、「新しいことにチャレンジしよう」「難しい技術にも楽しんでトライしよう」という風に声をかけてもらえるところです。どんなことにも意欲さえあればチャレンジでき、楽しみながら成長していける環境は魅力ですよ。ぜひ一緒に働きましょう！

「」が
もたらす未来

業務負荷軽減とスピーディな
事業展開を可能にする新しい仕組み

これまで通りの
設計・業務遂行に
おける課題

人の手で設計するため、多くの作業時間が要る
入力ミスや確認ミスなどが起きることが多々ある
紙の図面を発送する手間・時間・コストが必要
紙ベースのため、社内の書類・情報管理が困難
これまで蓄積したデータや知識の活用が難しい

･･･など、多くの課題が山積。社員一人ひとりのスキル向上や
知識獲得だけでは、効率化できないと思われた。

設計図の自動作成システムを開発＆導入
図面や書類を電子化し、データ活用推進

DXで業務を
変革すると
あらゆる点で
効率化

自動で設計図を作成できスピードも大幅アップ
人為的な入力ミスや確認ミスをほぼ全くゼロに
デジタルデータで各所に一斉配信し全て効率化
情報をすぐに取り出せ、業務スピードがアップ
これまでの実績・データを誰もが共有可能に

･･など、様々な面で効率化やスピード化が実現。
また浮いた時間を別の業務に使えることにも期待が高まる。