三洋化成工業株式会社 様

検討の結果、ケイ・オプティコムの新たな回線と従来のもの、2つのアクセスラインを使用することが決まった。これにより、非常時の対応も可能になる。ケイ・オプティコム通信サービス営業本部の東野雄は、「三洋化成工業様の現行システムへの影響を最小限にすること、切り替え時のダウンタイムを短縮することを目指しました。下準備に多くの時間を費やしたことが功を奏し、工事は約1時間で終了。『早かったね』と褒めていただけたことが嬉しかったです」と、語る。
既存のルータ、ファイアウォールの他に、侵入検知×自動防御の『IDS＆ADS』、故障時に自動で切り替わる『ホットスタンバイ』、冗長性の確保や負荷を分散できる『マルチホーミング』、『管理者用ツール』という4つの機能を新たに追加した。大谷氏は、「それぞれに大きな利点がありましたが、私が最も気に入っているのが『管理者用ツール』。ファイアウォールを使って侵入をブロックしたものがグラフで表示されるなど、セキュリティが目で見えるんです。今までの苦労がウソのようです。肉体的にも精神的にも楽になりましたね。また、コストも大きく軽減され本当に助かっています」と、安堵の表情を見せた。

ユーザーニーズに応える独自性の強いサービスに期待

大谷氏は、『マネージドセキュリティパック』を水道に例え、こう話してくれた。
「これまで、蛇口をひねってから、きれいな水を飲むまでに随分時間がかかっていたのが、『マネージドセキュリティパック』を導入することにより、既に浄化された水がスムーズに出てくるといった感じでしょうか。そして、その水は止まることがない。体験した人にしか、このありがたさは分からないでしょうね。素晴らしい提案力に感謝するとともに、関西主体で、独自性の強いサービスを発表してくださるケイ・オプティコムさんにはこれからも期待しています。」
ケイ・オプティコム通信サービス営業本部の藤原孝則は、こうした言葉に応え、「ご提案した『マネージドセキュリティパック』を気に入っていただき、本当に嬉しく思っています。時代の変化に遅れることなく、必ずご期待に沿える一歩進んだ新しいサービスのご提案を続けてまいります」と、語った。
安定したシステムの供給だけでなく、システム管理者の負担を軽減するサービスの構築は、サーバ管理に問題を抱えている企業にとって朗報といえる。ネットワークの普及、拡大に伴いユーザーニーズも様変わりしている。素早く情報をキャッチし、よりよい提案を行うことが、お客さまの最大の利益になることを改めて感じた事例となった。