東愛産業株式会社(ジャンボカラオケ広場) 様

大容量回線で、経営戦略に向けたきめ細かな情報を収集

東愛産業株式会社(ジャンボカラオケ広場)様外観
課題
業務効率化
業種
サービス
従業員規模
101名~500名
導入サービス
インターネットオフィス / インターネットハイグレード

関西最大手のカラオケチェーン店では、POSシステムを使って各店舗の詳細な情報をリアルタイムに収集している。
POSシステムを支えているのは『インターネットオフィス』。
100店舗に迫る拠点を結び、経済的に、信頼性高くネットワークを構築した。

サービス導入レポート

大容量の通信ネットワークでマーケティングデータが充実

東愛産業が手掛ける「ジャンボカラオケ広場」は、関西最大手のカラオケボックスチェーン店。企画・運営にあたるジャンボカラオケ広場グループ本部では、新しい試みを積極的に展開しながら市街地や郊外に店舗数を増やし続けている。
ジャンボカラオケ広場が時代に受け入れられる理由、それは2005年に刷新されたPOSシステムに一因がある。「以前は通信回線における容量の問題で、各店舗のピンポイント情報しか収集できていませんでした」とジャンボカラオケ広場グループ本部の営業企画部システム課課長一村貢司氏(当時)。「しかし、このままではお客さまのご要望に対して充分に応えられないと考え、全店舗からの詳細情報をリアルタイムに収集できる大容量の通信回線に切り替えたのです。」
ジャンボカラオケ広場のPOSシステムを担っているのは、ケイ・オプティコムの『インターネットオフィス』。大容量の帯域で、ジャンボカラオケ広場のマーケティングデータをこれまで以上に充実させた。「新たな企画提案に、確実に活きています」と、一村氏。その結果が現在、顧客ニーズをしっかりと捉えたサービスの開発につながっている。

厨房 本部

ドリンクやフードのオーダー状況も、厨房(写真上)や本部(写真下)で、リアルタイムに把握できる

採用の大きな理由は信頼性とコストのベストバランス

『インターネットオフィス』は100Mbpsベストエフォート型のインターネット接続サービスで、ケイ・オプティコムでは光ファイバーネットワークとインターネットサービスプロバイダーをオールインワンで提供している。ジャンボカラオケ広場ではこのサービスを使って、本部と各店舗間にインターネットVPNを構築。データを暗号化して通信することで、専用線同等のセキュリティを確保した。
『インターネットオフィス』は、導入費用や利用料金が経済的であることが特長。インターネットVPNを利用して多くの拠点を結ぶネットワークにおいても高いコストパフォーマンスが期待でき、採用する企業が増えている。
帯域や品質など商品の一面だけを見れば、候補となる通信回線はいくらでもあったというシステム課主任伊藤元亮氏。「そこで大切なのが、コストとのバランスです。ケイ・オプティコムさんの『インターネットオフィス』は、運用における信頼性とコストとのバランスが非常に良かった。それが採用の大きなポイントです」と、語る。
本部のコンピューターでは、各店舗の稼働率や回転数、売上げ状況、顧客のサービス利用パターンなど、POSシステムを使って収集されたあらゆるデータが1分ごとに更新されている。それが約100店舗分ともなると通信されるデータは膨大だが、導入以来常に安定した状態で稼働している。

回線接続装置

『インターネットオフィス』の回線接続装置

オプションの導入で通信費のコストダウンを計画

ケイ・オプティコムの通信サービス営業本部拍戸匡史は、「100カ所に迫る多くの店舗数でしたが、ジャンボカラオケ広場様にご協力いただきながら、各店舗への光ファイバー導入工事をスムーズに行うことができました」と、当時を振り返る。また伊藤氏は、以前に光ファイバーケーブルの断線による通信障害が発生した時のことを、「我々が対応策を考えているうちにケイ・オプティコムさんが復旧作業にあたってくださり、その迅速な対応が嬉しかったですね」と、語った。
ジャンボカラオケ広場では、『インターネットオフィス』のオプションであるIP電話『光電話オフィス』の導入も検討中。電話番号はそのままに、基本料無料、通話料割安、加入者間の通話料無料といった多彩なメリットを活かし、今後は本部や店舗間における大幅な通話コスト削減に取り組む予定だ。
また同じくオプションとして、24時間365日の障害受付、故障修理対応サービスを用意した『インターネットオフィス』。万一に備えた信頼のサポート体制で、企業のネットワークを支えている。

※PBX接続(専用)タイプの場合は、基本料が必要。

打ち合わせ

写真左から、東愛産業株式会社の伊藤元亮氏、一村貢司氏と打ち合わせをする拍戸匡史

ネットワーク構成

ネットワーク構成図

お客さまプロフィール

東愛産業株式会社(ジャンボカラオケ広場)
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町85-1 烏丸ビル5F
TEL:075-223-6660
https://jankara.ne.jp/index.html

漫画喫茶やインターネットカフェなど、時代を捉えたアミューズメント事業の提案で業績を伸ばす東愛産業。中でもカラオケボックス事業においては関西最大手で、京都、大阪、奈良、兵庫に「ジャンボカラオケ広場」通称“ジャンカラ”を約100店舗展開している。年齢層を問わず人気の高い「ジャンボカラオケ広場」は、リーズナブルな料金設定でリピーターが多い。
また近年では、店舗の雰囲気やサービスメニューのグレード感をアップさせた「スーパージャンカラ」を京都・河原町と大阪・茶屋町、お初天神、あべの、神戸・生田ロードにオープンしている。

店舗イメージ
お客さまの声

お客さま満足度を向上させるシステムを構築できました

東愛産業 株式会社
ジャンボカラオケ広場グループ本部
営業企画部システム課 課長
一村 貢司氏(当時)

店舗から集まってきたデータを分析し、お客さまに喜んでいただけるサービスを探す。それが私どもの今後の経営戦略につながりますから、POSシステムを充実させたかったのです。採用する通信回線は、慎重に選定しました。そして今回、大容量の通信回線を導入したことで、数々の利便性が生まれました。例えば、テキストだけでは伝えきれなかったレシピや店舗の営繕状況などを画像や映像を使ってスピーディーに、正確に、本部と店舗間で確認できるようになりました。

一村 貢司氏(当時)

サービス名、会社名等は、各社の商標または登録商標です。
掲載内容は2013年3月時点のものです。

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