プロパティデータバンク株式会社 様

災害時でもビジネスの継続性を保証するディザスタリカバリ(DR)サイト

サーバ
課題
顧客満足度向上 / BCP対策
業種
情報
従業員規模
100名以下
導入サービス
インターネットハイグレード / データセンターサービス

プロパティデータバンク株式会社が提供する『@プロパティ(アット・プロパティ)』は、日本最大級の規模を持つ不動産運用管理のASPサービス。万一の被災時にもサービスを継続できるよう構築されたのが、遠隔バックアップを担うディザスタリカバリ(DR)サイトだ。

サービス導入レポート

国内随一の不動産運用管理ASPサービス

不動産関連の情報を一元管理し、必要なデータを全国どこからでもリアルタイムに引き出せる。プロパティデータパンク社のASPサービス『@プロパティ(アット・プロパティ)』は、不動産価値が注目される時代にまさに必須のサービスだ。『@プロパティ』は導入の容易さや使い勝手の良さが高く評価され、扱う物件数は11万件を突破した。「大企業ほど自社内で情報を持たず、システムごとアウトソーシングする傾向があります。『@プロパティ』はパナソニック様や東京海上日動火災保険様にも導入いたたきました」と、プロパティデータバンク株式会社取締役副社長の高橋秀樹氏は語る。ユーザーはどこにいてもブラウザ経由でサーバにアクセスし、データ処理を行える。処理された内容はリアルタイムでデータベースに反映される。しかもユーザーのシステムには一切情報が残らないため情報漏えいなどのリスクも大幅に軽減できる。
『@プロパティ』は1万件以上のデータ項目を用意しているので、多彩な顧客ニーズに対応可能。もちろんコスト面でも、自社で不動産運用システムを構築することを考えればメリットは相当大きい。

トロフィー

「@プロパティ」は、群を抜いた導入実績数を高く評価され「ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2007/2008」で、総合グランプリを受賞

高まるBCPに対する意識に応えてDRサイトを構築

『@プロパティ』では、顧客企業の極めて重要なデータを扱う。従って複数拠点でのバックアップデータの保存や、システム冗長性を高める対応などは必須。「もちろんサービス開始当初からしっかり対応してきました。ただASPサービスである以上データバックアップだけでは不十分なのです」と、課題を語るプロパティデータバンク株式会社プロバイダー事業本部プロバイダーマネジメント部長の小出理美氏。「顧客サイドではBCPへの対応ニーズが高まっており、大災害発生時でも業務の継続性が確保されなければなりません。そこで創業当時から計画していたのがディザスタリカバリ(DR)サイト構築です」と、当時を振り返る。DRサイトとは『災害復旧サイト』を意味し、遠隔地にバックアップシステムを構築することで、単なるデータバックアップではなく本社が被災した場合にその代替機能を果たす。
DRサイト構築が急務となったプロパティデータバンク社は、リスク分散の観点から既存とは異なるネットワークの使用がベストと考えた。そこで白羽の矢が立てられたのがケイ・オプティコムのデータセンターだ。

打ち合わせ

写真左から、プロパティデータバンク株式会社の高橋秀樹氏、武野貞久氏、小出理美氏と打ち合わせをするケイ・オプティコム星加仁志

ファシリティ・利便性に優れた都市型データセンターに高評価

DRサイトに求められる要件は大きく4つ、セキュリティ、ファシリティ、立地とネット回線だ。「当社にお声がけいただいたとき、何よりポイントとなるのがセキュリティだと考えました。そこでまずご案内したのがデータセンターのセキュアルームです。このセキュアルームは生体認証(静脈認証)システムを採用しており、万全のセキュリティ体制となっております」と、ケイ・オプティコム通信サービス営業本部の星加仁志は語る。緊急時の電源確保や機密情報を扱うセキュリティ面におけるクオリティの高さは大前提。さらにケイ・オプティコムのデータセンターは東京圏のデータセンターとは異なる通信キャリアで、しかも安定したネットワークインフラを持つことが評価された。
「東京での被災に備えるわけですから、DRサイトは遠隔地の方が好い。沖縄や北海道も検討しましたが、大阪ならば万が一の場合に空路でも陸路でも交通手段の確保が可能です。実際に現地に行くことも多いですが、交通アクセスの良さや周辺環境など、都市型データセンターならではの高い利便性を実感しています。担当してくださっている星加さんの機敏なフットワークときめ細やかな対応にも安心感がありますね」と、プロパティデータバンク株式会社取締役プロバイダー事業本部長ITソリューション部長の武野貞久氏。
『@プロパティ』は、日本随一の不動産管理ASPサービスとして顧客数をぐんぐん伸ばしている。サービスを裏方で支えるバックアップシステムとしてDRサイトの担う役割は大きい。

生体認証

セキュリティを高めるため金網で守られたセキュアルーム(写真左)。生体認証(静脈認証)システムを採用した万全のセキュリティ体制(写真右)

ネットワーク構成

ネットワーク構成図

お客さまプロフィール

プロパティデータバンク株式会社
東京都港区浜松町1-29-6 浜松町セントラルビル
TEL:03-5777-3468
http://www.propertydbk.com/

2000年10月設立。以来、不動産運用管理に関する業務支援ツールを提供する企業として発展。プロパティデータバンク株式会社が提供するASPサービス『@プロパティ』は、総務省が推進する「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の認定を2008年に収得。業界随一の機能を持ち、不動産投資ファンドや大手企業、官公庁、自治体などの不動産運用管理システムとして幅広く活用されている。

ASPロゴ
お客さまの声

セキュアルームに象徴される堅牢さがポイントでした。

プロパティデータバンク株式会社
取締役 プロバイダー事業本部長
ITソリューション部長
武野 貞久氏

当社にとっては、顧客からお預かりする機密データに対するセキュリティが命綱になります。ケイ・オプティコムさんのデータセンターで、最初に案内されたのが生体認証システムを備えたセキュアルームでした。セキュリティの確かさは、当社サービスである『@プロパティ』のセールスポイントにもなります。もちろん我々の事業運営上、ディザスタリカバリ(DR)サイトは極めて重要なポジションを占めています。多岐に渡るチェック項目を総合的に判断して決定しました。今後は万一の被災時に迅速な対応ができるよう、ケイ・オプティコムさんとの連携を考えていきたいと思います。

武野 貞久氏

サービス名、会社名等は、各社の商標または登録商標です。
掲載内容は2009年6月時点のものです。

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