関西電力株式会社 様
コンタクトセンターの高度化に向け「Enour CallAssistant」を導入。アマゾン ウェブ サービス (AWS)とAIでコンタクトセンターの応対品質の向上と業務効率化を実現。

- 課題
- コンタクトセンターの高度化、業務効率化
- 業種
- 電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業 等
- 従業員規模
- 1,001名以上
- 導入サービス
- Enour CallAssistant(オペレータ支援)、AWS
サービス導入レポート
背景
ブランドステートメント「power with heart」の「まごころと熱意を込めたサービスで、お客さまや社会の『力』になりたい」という想いのもと、同社ではお客さまとの重要な接点であるコンタクトセンターにおいて、お客さまへ「つながる」安心をお届けすることを目的としてコンタクトセンターの高度化に2019年から着手。
課題
- これまでのシステムでは、お客さまからの問い合わせに対し、オペレーターがFAQの検索・確認に時間がかかり応対時間が長くなっていた。
- 通話後の応対内容の記録は、会話内容を要約して登録する必要があり、繁忙期は後からメモを見ながら入力するなど、後処理に時間がかかっていた。
- このままでは、保留時間の増加によるお客さま満足度の低下、業務の煩雑さによるオペレーターの離職率の増加が懸念されていた。
オプテージを選定した理由
同社では、音声認識エンジンやFAQレコメンドエンジンの比較評価を実施。同時期にオプテージでは、新たなコンタクトソリューションのサービス企画が進行中で、同社は、サービスコンセプトである複数のAIエンジンの中から最適なAIエンジンを利用できる点と、比較評価で高かった音声認識エンジン・FAQレコメンドエンジンが利用できる点から、オプテージの「Enour CallAssistant」の採用を決定。
成果
本システムの導入で以下を実現。
- 音声の自動テキスト化
- 管理者はオペレーターの応対内容をリアルタイムで確認、また、要注意ワードを検出してアラート表示
オペレーターの電話応対のサポートから、オペレーター教育、応対内容の分析までを実現。更に、テキスト化されていく応対内容をオペレーターが確認できるため言い忘れや聞き逃しを防ぎ、コンタクトセンターの応対品質の向上と業務効率化を実現。
オプテージのクラウドビジネスへの取り組み
テレワークの普及やBCP対策、DXの推進など、ビジネス環境が大きく変化する中、オプテージはお客さまの課題に寄り添ったサービスをタイムリーに提供するため、パブリッククラウドの活用を積極的に推進している。
「Enour CallAssistant」をサービス提供していくにあたり、システム基盤の選定においては複数のクラウドサービスを検証。スペックの高いサーバであっても調達が容易であること、利用状況に合わせたスペックサイズの変更が容易であること、バックアップやログ保管などのサーバ運用に関わるサービスが用意されておりインフラ構築の手間が少ないことから、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を選定。
お客さまプロフィール
- 関西電力株式会社
- 大阪市北区中之島3丁目6番16号
- https://www.kepco.co.jp/
1951年の設立から長きにわたり関西のエネルギーを支える同社は、エネルギー新時代において、さまざまな社会インフラ・サービスを提供するプラットフォームの担い手として新たな価値の創造に常に挑んでいる。
「ゼロカーボンへの挑戦」、「サービス・プロバイダーへの転換」、「強靭な企業体質への改革」に全力で取り組み、お客さまと社会のお役に立ち続け、持続可能な社会の実現を目指している。

サービス名、会社名等は、各社の商標または登録商標です。
掲載内容は2022年3月時点のものです。
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