導入サービス
インターネットハイグレード イーサネットVPN データセンターサービス ネットワーク機器 サーバ運用
課題
業務効率化・BCP対策
業種
公共・自治体
従業員規模
101名~500名
大阪広域環境施設組合 総務課 野村氏 総務課 担当係長 上野氏

左から ●大阪広域環境施設組合 総務課 野村氏 ●総務課 担当係長 上野氏

4市合同のごみ焼却処理事業を支える
ネットワーク・サーバ・データセンターのワンストップ提供

大阪広域環境施設組合は、2014年の設立当初からオプテージの『イーサネットVPN』や『データセンターサービス』を活用しています。サーバハウジング、回線、ネットワーク機器などをオプテージが一括でご提供し、保守運用までサポートしています。そのため担当職員の入れ替わる組織においても、情報システムはずっと安定稼働を続けています。

課題 導入サービス 導入効果

組合発足に伴う
情報系ネットワークの構築と安定運用

イーサネットVPN
インターネットハイグレード
ネットワーク機器
サーバ運用
データセンターサービス

職員負荷を大幅に軽減
回線冗長化やデータセンター活用で、
トラブルや災害への備えも強化

導入レポート

4市合同でごみ焼却処理事業を運営

 大阪市・八尾市・松原市は、国の方針である「ごみ処理における多様な課題解決に対応するため、可能な限りごみ処理施設を集約化し広域的に処理することによって、公共事業のコスト縮減を図る必要がある」を踏まえ、ごみ処理事業の課題解決に向けて協議を進め、2014年11月「大阪市・八尾市・松原市環境施設組合」を設立しました。2019年10月には守口市も加わり「大阪広域環境施設組合」へと名称を変更、現在は4市から発生するごみを共同処理しています。

 「組合設立前は、すべての焼却工場を大阪市が運営していたため、工場の運転などに必要な通信ネットワークシステムや、その他の運営に必要な各種情報システムを、大阪市にて構成されたシステム下で運用していました。しかし新たに設立された組合は、大阪市とは異なる組織となるため、大阪市のシステムをそのまま利用することはできず、組合単独で新たに構築する運びとなったのです」と、大阪広域環境施設組合総務課の上野担当係長は経緯を語ります。

 新たなシステム構築の際に重視された点の一つが、システムの運用管理を担う職員の負担軽減です。職員は基本的に各自治体から派遣されており、システム関連を任される職員がシステムに詳しくない場合も想定されます。そこで求められたのが、可能な限り職員に負荷のかからないシステムでした。

安心・安全なネットワークを構築

 大阪市と八尾市、松原市による組合立ち上げに向けて、まず準備室ができました。そこで1年半ほどの時間をかけて、さまざまな項目の検討が進められました。

 「検討課題の一つが組合の各拠点をつなぐ通信ネットワークシステムの構築であり、数社を対象に入札を行いました。その結果、総合的にもっとも評価の高かったオプテージさんを選定することになったと聞いています。」

 構築された通信ネットワークシステムは、焼却工場7拠点と最終処分地、本部、さらにデータセンターをセキュアな閉域網であるイーサネットVPNで結んでいます。2018年度には、全拠点に新たに自動計量システムが導入されました。これは各工場に運ばれてきたごみの量を計測するシステムで、工場にごみを搬入する前と後の2回、ごみ収集車を指定位置に都度停車させて重量を計測します。その重量データを自動計量システムの管理サーバに送信し、各工場に搬入した車両情報やごみの重量を一元管理しています。

 「1日に1工場あたり、多いときで1,000台ほどのごみ収集車が入ってきます。1台ずつ重量を測定し、すべての測定データを自動計量システムの管理サーバに送信するため、安定した通信環境が重要となります。通信ネットワークシステムと自動計量システムの管理サーバとの連携などは、オプテージさんの協力で整備できたと伺っています。」

大阪広域環境施設組合の野村氏、上野氏と打ち合わせをするオプテージ石堂

写真右から、大阪広域環境施設組合の野村氏、上野氏と打ち合わせをするオプテージ石堂

データセンターの活用でワンストップサービスを提供

 2014年の組合設立当初から、通信ネットワークシステムのサーバはすべてオプテージのデータセンターに置かれています。焼却工場は24時間体制で稼働しているため、通信ネットワークシステムも24時間体制での対応が求められます。

 「組合設立後の通信ネットワークシステムの運用にあたっては、システムに詳しくない職員が担当する場合もあるため、オンプレミスでのサーバ管理は非現実的でした。そのため、運用保守を一任でき、耐震性や電源確保など災害への備えも十分なデータセンターでの運用は、私たちにとって理想的だったと思います。」

 仮に通信ネットワーク、データセンター、機器類などについて、個別のベンダーと契約していると、トラブル発生時には、職員が原因を究明したうえで各ベンダーに対応を求める必要があります。これに対して、通信ネットワークシステム全般をアウトソーシングしていれば、たとえ土日や深夜に問題が起きた場合でも、オプテージに連絡すれば原因究明等が行われ、解決につながります。また、メールやグループウェア、ファイル管理など一般業務で必要なものも含めたサーバ類は、いずれも万全のセキュリティ対策を施したうえで提供されています。

安定した運用でトラブルフリー

 上野氏が担当するようになってから、目立ったトラブルなどもなくシステムは安定稼働を続けています。今後の課題について上野氏は「たとえば南海トラフ巨大地震などを想定した、通信ネットワークシステムの強靭化」と語ります。本部とデータセンターを結ぶ回線は冗長化されているのに対して、その他は現状1回線のみで運用されているため、その冗長化が課題と認識されているのです。

 「オプテージさんとの連携により、通信ネットワークシステムは安定稼働しているので、私の後任が来ても安心して任せられます。最近Teamsを導入したときもそうでしたが、要望を伝えるといつも、最適なプランを提案してもらえる。そのきめ細かな対応に感謝しています」と上野氏は語ってくれました。

お客さまの声

後任にも安心して任せられる体制

私自身がシステムの立ち上げ当初から関わっていたわけではありませんが、担当を引き継いでからずっと安定した状態で使えています。私もいつまで担当するかわかりませんが、後任にも安心して任せられる体制はできています。仮に後任が情報システムに詳しくない人だとしても、オプテージさんに頼れるので心配もありません。通信ネットワークシステムにおける当面の課題は、各拠点と本部を結ぶ回線の冗長化や無線LAN環境の整備です。これも仮に私の在任中に取り組みを始めて、途中で後任と切り替わったとしても、オプテージさんが対応してくれる現体制であれば問題なく進めていけると思います。その意味でも、運用管理を一括で任せられる体制というのは、私たちのような組織には何よりもありがたいものと認識しています。

上野氏の写真

大阪広域環境施設組合 総務部 総務課 担当係長上野氏

ネットワーク構成

【ネットワーク構成図-大阪広域環境施設組合様】

[住所] 〒545‑0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号 あべのルシアス12階
[URL] https://www.osaka-env-paa.jp/
[発足] 2014年11月25日

大阪広域環境施設組合は、大阪市・八尾市・松原市・守口市の4市が、地方自治法第284条に基づいて、協同で設立した特別地方公共団体(一部事務組合)です。家庭ごみなど一般廃棄物の焼却処理や最終処分などを中心とするごみ処理事業を担っています。焼却工場や最終処分地の整備と運営、工場施設の定期的な更新などを広域で実施し、効率的で安定した処理体制の確立を目的とする組織です。自治体単独では難しい大規模施設の管理やコスト削減に取り組み、循環型社会の構築に寄与するための活動にも積極的です。環境保護建築でも有名なウィーンの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏によって設計された舞洲工場は、そのカラフルな外観でも知られています。

サービス名、会社名等は、各社の商標または登録商標です。掲載内容は2026年2月時点のものです。

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