ニフクラ for OPTAGE

ニフクラ for OPTAGE 仕様・機能
VMインポート

VMインポートは、お客さまがお持ちのVMware環境のイメージを、『ニフクラ for OPTAGE』にインポートすることができる機能です。

特長

老朽化のリスク対策

老朽化によるリスクや、保守期限が迫る物理サーバにて稼働しているシステムを『ニフクラ for OPTAGE』へ移行することで、システムの稼働期間を延長することが可能です。

BCP対策

企業にとって重要な基幹システムなどを、そのまま『ニフクラ for OPTAGE』へバックアップ。
これにより、災害時などにおける事業継続性(BCP)を高めることができます。

オンプレミスからクラウドへの移行

「VMインポート機能」を活用していただくことで、オンプレミスからクラウド環境に迅速に移行するサービスを、より簡単に提供できるようになります。企業のシステムを預かるお客さまにお勧めします。

仕様

インポート検証済みOS

Linux
  • CentOS 5.3(32bit/64bit)
  • CentOS 5.6(64bit)
  • CentOS 5.11(64bit)
  • CentOS 6.0(64bit)
  • CentOS 6.2(64bit)
  • CentOS 6.3(64bit)
  • CentOS 6.4(32bit/64bit)
  • CentOS 6.6(64bit)
  • CentOS 6.7(64bit)
  • CentOS 6.9(64bit)
  • CentOS 6.10(64bit)
  • CentOS 7.0(64bit)
  • CentOS 7.1(64bit)
  • CentOS 7.4(64bit)
  • CentOS 7.5(64bit)
  • CentOS 7.6(64bit)
  • CentOS 7.7(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 5.8(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 5.11(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 6.1(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 6.3(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 6.4(32bit/64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 6.6(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 6.7(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 6.9(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 6.10(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 7.0(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 7.1(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 7.4(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 7.5(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 7.6(64bit)
  • Red Hat Enterprise Linux 7.7(64bit)
  • Ubuntu 10.04(64bit)
  • Ubuntu 14.04(64bit)
  • Ubuntu 16.04(64bit)
  • Ubuntu 18.04(64bit)
Windows
  • Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition(64bit)
  • Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition(64bit)
  • Microsoft Windows Server 2012 Standard Edition(64bit)
  • Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Edition(64bit)
  • Microsoft Windows Server 2016 Standard Edition(64bit)
  • Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition(32bit/64bit)
  • Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition(32bit/64bit)
  • Microsoft Windows Server 2003 Web Edition(32bit)
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003(32bit)
  • Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Edition(32bit/64bit)
  • (※)お客さまが保有する「Red Hat Enterprise Linux サブスクリプション」のOSイメージを、『ニフクラ for OPTAGE』にお持ち込みいただく場合は、下記ページをご覧ください。

    機能・サービス:Red Hat Cloud Access

OVFファイルの通過条件

VM数のチェック 単数であること
Disk数のチェック 単数であること
仮想ハードウエアチェック vHW7、vHW8、vHW9、vHW10
ネットワークアダプタ Vmxnet3、E1000
VMDKファイルのサイズチェック 定義した許容サイズ(500GB)を下回っていること
インポートOSのチェック インポート検証済みOSを参照

制限事項

VMインポート前にご確認ください。

  • イメージの作成方法については、VMイメージの作成方法をご覧ください。
  • VMwareToolsがインストールされている必要があります。
  • マウントしているディスクはインポートすることができません。
    マウントディスクをはずしてから、VMイメージの作成をお願いします。
  • VMイメージファイルのアップロード時にCPU、メモリを選択します。
    32bit版のOSをインポートされる場合、4GB以上のメモリを選択しても実際の使用量は3.5GB程度になります。
  • お客さまのサーバにIPアドレスが固定で振られている場合、動的に取得するよう設定を変更してください。
    静的に振られている場合インポートエラーとなります。
  • VMインポートは、1IDにつき1セッションを推奨しています。1セッション以上のセッションを張った場合、インポートの制限をかけさせていただくことがあります。
  • ディスクを暗号化しているVMイメージは、インポートすることができません。暗号化を解除してから、VMイメージの作成をお願いします。
  • ovfファイル上、3本以上のNICが存在していても、VMインポート時に指定したNICだけになります。(グローバル側:0~1本、プライベート側:1本)
  • VMインポート時のディスクサイズはovfファイルに記載しているサイズで作成されます。なお、capacityは容量を指定し、capacityAllocationUnitsは単位を指定します。
    【30GBの設定例】
    <DiskSection>の以下を利用します。
    ovf:capacity="30"
    ovf:capacityAllocationUnits="byte * 2^30"
  • VMインポート時に「インポート失敗原因:リソースが確保できません。」が表示された場合、east-11以外のリージョンでは、ovfファイル内のパラメータ「useAutoDetect」を「false」に変更してください。
    【設定例】
    <vmw:Config ovf:required="false" vmw:key="useAutoDetect" vmw:value="false"/>
  • CD-ROMのマウント方式は、IDEパススルーに設定されます。
  • VMインポートされたサーバは、『ニフクラ for OPTAGE』に合わせた構成に変更されます。
    MACアドレスの固定化をはじめとしたサーバとしての個別設定やゲストOS上の設定などは、『ニフクラ for OPTAGE』に合わせた設定に変更されますのであらかじめご了承ください。
  • 『ニフクラ for OPTAGE』の構成上、仮想ディスクのアダプタータイプはSCSIのみ対応しております。事前にお客さまにて、全ての仮想ディスクがSCSIディスクであることを確認後にエクスポートを実施してください。なおIDEディスクが存在する場合は、必ずSCSIディスクへの変換を実施してください。

料金

(税抜価格)

  月額利用料金 従量
VMインポート 無料
超過ディスク 5,000円/月 8円/時
  • (注1)インポートするOSごとに別途OS利用料金が必要になります。詳しくは適用OSの利用料金をご覧ください。

    適用OS利用料金

  • (注2)VMイメージをインポートする際に選択したサーバの利用料金(月額・従量)が必要になります。
  • (注3)インポートするVMイメージのローカルディスクサイズが、基本ディスク容量(Linux:30GB、Windows :80GB)を超過した場合、100GB単位で超過ディスク料金が発生します。
  • (注4)超過ディスクの料金プラン(月額課金/従量課金)は、ご利用中のサーバの料金プラン(月額課金/従量課金)と同様になります。
  • (注5)オートスケール時は、超過ディスクの料金を含めたサーバ料金を従量で課金します。

ご利用方法

コントロールパネルおよびニフクラAPIからご利用いただけます。

注意事項

  • 検証済みOS以外のVMインポートにつきましては、サーバおよびコントロールパネルの動作保障をしておりません。あらかじめご了承ください。
  • インポートしたサーバは『ニフクラ for OPTAGE』仕様のサーバに準拠して作成されますが、基本ディスク容量は、Linux系:30GB、Windows系:80GBとなっております。
  • VMインポートに失敗したサーバ(コントロールパネルにて「インポートエラー」と表示されたサーバ)は、3日程度で自動削除されます。
  • VMインポートする場合は、ゾーンを選択してインポートします。
  • VMインポートにて作成されたサーバは、ホットスケールアップの対象外です。サーバタイプの変更を行うときには再起動が必要となります。
  • VMインポート機能でインポートするサーバをプライベートLAN環境に入れたい場合、インポート時にコントロール画面上で指定のプライベートLANをご指定ください。プライベートLANは、事前にコントロールパネルより作成されている必要があります。
  • 本機能を利用して作成したサーバ上ではVMwareToolsによる時刻同期設定がDisableとなるため、公式FAQの手順を元に、必要に応じてEnableに変更をお願いします。

    VMwareToolsの時刻同期はどのように動作確認・有効・無効にすれば良いですか

  • サービスパックを適用していないWindows Server 2003、Web EditionおよびStandard Editionをご利用中のお客さまは、VMインポート後にサーバが正常に動作しない場合があります。下記の注意事項をご確認の上、ご利用ください。

    Windows Server 2003サービスパックなし(32bit版)をVMインポートする際の注意事項

  • 2011年6月17日以前から『ニフクラ for OPTAGE』をご利用中のお客さまがVMインポートされる場合、お客さま側でサーバのiptablesを設定していただく必要があります。
  • 2011年10月26日以前にスタンダードイメージから作成したサーバおよび、VMインポート機能で作成したサーバでは、サーバ起動時スクリプトが利用できません。利用する場合は、別途、OS初期化スクリプトをインストールしてください。
  • 2011年10月26日以前にお客さまが作成されたサーバイメージから新たにサーバを作成された場合も、サーバ起動時スクリプトが利用できません。別途、OS初期化スクリプトをインストールしてください。

    OS初期化スクリプトのご利用設定

  • SAP製品利用をお申し込みされたIDでVMインポートを実施する場合、SAP Solution Managerからの情報取得のための設定が削除される場合がございますので、別途お問い合わせが必要になります。設定の詳細は『ニフクラ for OPTAGE』 SAP製品の利用をご確認ください。
お問い合わせ・資料請求

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