電話リレーサービス料について
電話リレーサービス料について
1.電話リレーサービスとは
電話リレーサービスとは、手話通訳者などがオペレータとして聴覚や発話に困難のある方(以下「聴覚障害者等」といいます。)による手話・文字を通訳し、電話をかけることにより、聴覚障害者等と耳の聴こえる方の意思疎通を仲介するサービスです。
2.電話リレーサービス制度とは
特定電話提供事業者(電話事業者であって、その事業の規模が総務省で定める基準を超える事業者)が負担金を拠出し、負担の徴収・交付金の交付等を業務とする電話リレーサービス支援機関を通じて、電話リレーサービス提供機関に交付金として交付する仕組みとなっている制度です。詳細は電話リレーサービス支援機関(一般社団法人 電気通信事業者協会)のホームページ(https://www.tca.or.jp/telephonerelay_service_support/)をご参照ください。
3.電話リレーサービス料について
- 弊社は、「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律」(令和2年法律第53号)に定められた「電話リレーサービス制度」の開始に伴い、弊社の電話サービスなどをご契約いただいているお客さまに、2021年7月ご利用分から毎月、下記の「電話リレーサービス料」を請求します。
- 弊社は、お客さまに「電話リレーサービス料」として、電話リレーサービス支援機関が公表した1電話番号当たりの単価(以下「番号単価」といいます。)をお客さまにご負担いただき、その負担金を電話リレーサービス支援機関に納めます。納めた負担金は、電話リレーサービス支援機関を通じて、電話リレーサービス提供機関へ交付されます。
- 電話リレーサービス料は、電話リレーサービス支援機関によって原則として、年に一度(4月)番号単価が見直しされるため、その内容に応じてお客さまにお支払いいただく料金が変更される場合があります。 改定後の電話リレーサービス料については、当該ホームページなどにおいて事前にお知らせいたします。
なお、番号単価については、電話リレーサービスサービス支援機関のホームページ(https://www.tca.or.jp/telephonerelay_service_support/)にてご確認ください。
電話リレーサービス料
単位 | 番号単価(月額・税込み) | 適用期間 |
---|---|---|
1電話番号当たり | 1.1円 | 2024年4月ご利用分から2025年3月ご利用分まで |
4.対象サービス
個人向けサービス |
---|
|
法人向けサービス |
|
5.その他
電話リレーサービス支援業務の制度などにつきましては、以下関連リンクをご参照ください。
電話リレーサービス制度に関するQ&A
1.電話リレーサービスの利用者が負担すれば良いのではないでしょうか?
電話リレーサービスは、平成14年より民間事業者により提供が開始され、平成25年からは補助金等をもって実施されてきましたが、利用者側の負担だけでは事業性の課題が解決せず、国会で「公共インフラ」と位置づけられ、交付金で賄うことが「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律」(令和2年法律第53号)で定められました。
また、電話リレーサービス提供機関への交付金額の算定には、電話リレーサービス提供に要する費用の予想額から電話リレーサービス等利用者が負担する料金等の収益額の予想額を差し引いています。
なお、電話リレーサービスの利用者は、手話通訳者などオペレータまでの通信料は負担することとなっています。
2.聴覚障害者と電話することはないが、維持のために負担しなければいけないのでしょうか?
電話リレーサービスは、聴覚障害者等が電話サービスを利用しているすべての方々とのコミュニケーションを可能とするものであり、電話の利便性を高めることとなるため、電話を利用するお客さまに公平に負担いただくこととしているものです。
3.電話リレーサービス料を支払うことでどんなメリットがあるのでしょうか?
法に基づく公共インフラとしての電話リレーサービスの実現により、聴覚障害者等と耳の聴こえる方との相互コミュニケーションが可能となるものであり、電話の利便性の増進及び公共の福祉の増進に資することから、ご理解いただきますようお願いいたします。
以 上