綾羽株式会社 様

情報システムのより高度な活用を視野にクラウドと高セキュアモバイルアクセスを導入

綾羽株式会社様外観
課題
業務効率化 / セキュリティ対策強化
業種
製造
従業員規模
1,001名以上
導入サービス
ユーティリティ クラウド/IP-VPN/mineo

1946年に繊維事業からスタートしたアヤハグループは、日本の経済成長とともに事業領域を拡大し、現在は11の事業を展開している。多種多様な事業を効率よく運営するカギは、円滑な情報活用にあり、今後予想される情報システムの新たな展開やテレワーク導入を視野に入れた環境整備が必要だ。
そこで綾羽株式会社では『ユーティリティ クラウド』と『mineo(VPN-SIM)』を導入。可用性の向上と運用の省力化を同時に実現した。

課題
  • サーバ運用管理に伴う作業負荷の軽減
  • 止まらない情報システム環境の確保
  • 小規模拠点を結ぶセキュアな通信網の構築
導入後の効果
  • 情報システム部門が本来の企画関連業務に集中
  • システム運用管理業務の大幅な削減
  • 小規模拠点における業務効率の向上

サービス導入レポート

クラウド導入で業務負荷を大幅に軽減

アヤハグループの本部機能を担う綾羽株式会社では、情報システム部がグループ各社の情報インフラを一括運用・保守している。システムの運用管理業務では、定期的なサーバの入れ替え時に発生する煩雑な各種作業の軽減や、サーバダウンへの対応などが重要検討事項となっていた。

「オンプレミスの場合、サーバには物理的な耐用年数があるため5~6年ごとに入れ替えなければならず、毎回膨大な作業が発生します。新しく入れるサーバの容量を見積もるのも、正直なところ極めて難しい。この先5年間で増えるデータ量を正確に見極めるなど、ほぼ不可能です。容量不足を避けるためにはどうしてもオーバースペックにならざるを得ず、コストアップの要因となっていました」と、情報システム部インフラ管理チーム長の木村康男氏はオンプレミス特有の悩みを打ち明ける。そこで綾羽株式会社では2018年10月のファイルサーバの入れ替えを機に、クラウドサービスの導入を検討。運用工数の削減、止まらないシステムの確保に加え、セキュリティの確保などの観点から複数のプランが吟味された。

「オプテージさんの場合、もともとセキュリティの高いクラウドですが、さらに閉域網経由でのアクセスとなります。これが決定要因でした」と、同チームマネージャーの堤砂織氏は採用に至った経緯を振り返る。

小規模拠点の通信網をmineo(VPN-SIM)で強化

情報ネットワークの整備に関してはもう一点、解消すべき課題があった。アヤハグループでは各社が広域で多様な事業を展開しているため、小規模拠点が各地に散在している。そこで欠かせないのが各拠点間をつなぐ通信網の確保だ。

「既存の通信網は3Gサービスを利用していましたが、帯域・速度とも実用に耐えない状況に陥っていました。利用中のリモート接続機器がWindows10®に対応していないこともあり、システムの全面刷新を検討していたのです」と、木村氏。

Webアプリが随時追加されるほか、事業によっては画像データなどのやり取りもあるため、回線速度の遅さはスムーズな業務遂行を妨げてしまう。LTEへの切り替えも検討されたが、データ使用量の上限規制などがネックとなっていた。

「その点、mineo(VPN-SIM)は格段に速く、IP-VPN(閉域網)にインターネットを介さず直接接続できるため、セキュリティも万全。必要に応じて容量を柔軟に追加できます。心配していたNAT環境への対応も、オプテージさんで対処していただけたので難なく使えるようになりました」と、現場からのリモートアクセス調整を担当してきた同チームの吉田直生氏は語る。

打ち合わせ

写真右から、綾羽株式会社の吉田直生氏、堤砂織氏、木村康男氏と打ち合わせをする田中智也

テレワーク本格導入に向けたテスト

綾羽株式会社では、来年の早い時期をめどに働き方改革の一環としてテレワーク導入を計画。現在、オプテージのPCLCM(パソコンの調達から運用・回収までを一貫して支援するサービス)とmineo(VPN-SIM)を活用した検証が行われている。

当初の想定ユーザーは営業担当者であり、評価の基準は次の2点。第1は、システムに詳しくない人間でも安心して使える簡単設定であること。第2は、支給される端末(Surface Go LTEモデル)だけで営業担当の業務をまかなえること。1台で全業務をまかなうとなれば、端末側にデータを持たない仕組みも検討課題となる。
「Surface Goは軽くて小さいのがメリットですが、日常業務を円滑にこなすには操作性やモニターサイズなど若干心配な点もあります。そこで別の端末の提案も検討しています」と、オプテージソリューション事業本部の田中智也は今後の対応を語る。

社内風景

テレワーク本格化に向けて、PCLCMの導入で業務の効率化を検証

レイヤーレベルを上げたシステム提案に期待

綾羽株式会社がオプテージ(旧ケイ・オプティコム)の回線を初めて採用したのは2006年。当時はIP-VPNの最大100Mbpsのベストエフォートタイプだった。その後は帯域確保タイプへと変更し、今回の『ユーティリティ クラウド』採用へと到っている。

「現在、来期からスタートする中期計画の企画中ですが、ファイルサーバに続いて情報系サーバのクラウド移行が、重要検討課題となっています。さらにケイ・オプティコムと関電システムソリューションズが統合し『オプテージ』になったことで、大幅に拡充されたサービスを踏まえた提案もとても楽しみです」と、木村氏は今後への期待を語る。

求められているのは、通信・インフラ系のサービスに加えて、各種アプリケーションの導入などを含むITマネジメント全般に関する提案だ。

「私たちシステム部門が本来取り組むべき業務はIT企画、つまりITを活用しさらなる労働生産性向上をめざすことです。だからシステムの運用保守などの作業は可能な限りアウトソーシングしたい。その点、新しい体制でサービスも充実したオプテージさんへは大きな期待を寄せています」と、木村氏は締めくくってくれた。

ネットワーク構成

ネットワーク構成図

お客さまプロフィール

綾羽株式会社
滋賀県大津市におの浜1-1-3
TEL:077-525-2222
http://www.ayaha.co.jp/

アヤハグループは「企業生活を通じて、社会とともに歩む。」を企業理念とし、「快適生活応援企業」を目指している。滋賀県を基盤に展開しているホームセンターのアヤハディオをはじめ、わが国屈指の名門コースをもつゴルフ場、祖業の紡績からタイヤコード生産にシフトした綾羽工業、そして本格的ショッピングセンターA・SQUAREなど様々な事業を展開する。その目標とされているのは「あらゆる人々が、人や自然、社会との交わりを通じて感動や歓びを創造していく生活をサポートし、地域社会との深い“絆”づくりを大切にしていく」企業グループの構築だ。

A・SQUARE
お客さまの声

今後はコンサル提案も期待します

綾羽株式会社
インフラ管理チーム チーム長
木村 康男氏

オプテージさんには、代々の担当営業の方にデータセンターの件などいつも相談に乗ってもらってきました。多様な業者さんとお付き合いしてきたなかでも、何か困ったときの相談相手として、まず頭に浮かぶのがオプテージさんです。今回の体制刷新によって、従来の通信インフラだけでなく、我々がまさに直接対応しているアプリケーションに加えてコンサルティング体制も充実したと聞いているので、任せられる仕事はどんどんお願いしていきたい。まずは来年度のテレワーク導入について、将来的なVDIへの移行も視野に入れた提案を期待しています。

木村 康男氏

サービス名、会社名等は、各社の商標または登録商標です。
掲載内容は2019年12月時点のものです。

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