1. HOME
  2. 記事一覧
  3. ホスティングサービスとは?利用シーンやメリット、選び方のポイントを解説
ホスティングサービスとは?利用シーンやメリット、選び方のポイントを解説

ホスティングサービスとは?利用シーンやメリット、選び方のポイントを解説

ホスティングサービスは、サービス事業者が用意・運用するサーバ環境を利用することで、自社でサーバを用意・管理しなくても、ホームページや独自ドメインのメールを運用できる仕組みです。

サーバの構築や日々の管理には、専門知識や一定のコストがかかります。そのため、「何から始めればよいのかわからない」「できるだけ手間をかけずに運用したい」と感じるケースも少なくありません。

本記事では、そうした課題を踏まえつつ、ホスティングサービスの基本的な仕組みや利用シーン、自社に合った選び方のポイントを整理し、導入時に押さえておきたい点をわかりやすく解説します。

  1. ホスティングサービスとは
  2. ホスティングサービスの利用シーン
    1. Webサイト・ECサイトの公開
    2. 独自ドメインのメール運用
    3. Webアプリ・業務ツールの運用
    4. ファイル共有・保管
  3. ホスティングサービスを導入するメリット
    1. 初期費用を抑えられる
    2. サーバ構築・運用の負荷を抑えられる
    3. スピーディーに運用を始められる
  4. ホスティングサービスとクラウドサービスとの違い
  5. ホスティングサービスを選ぶ際のポイント
    1. サーバのスペックが十分か
    2. 自社の用途に合ったサーバの種類か
    3. 料金が予算に収まるか
    4. サポート体制が整っているか
  6. ホスティングサービス導入時の注意点
    1. 利用目的や規模を明確にする
    2. サポートを受けられない領域がある
    3. 障害発生時の自社対応が難しい
  7. まとめ

ホスティングサービスとは

  • ホスティングサービスとは、サービス事業者が管理するサーバ環境を、インターネット経由で利用できるように提供するサービスの総称です。共用型は「レンタルサーバ」と呼ばれることもあります。

    関連するサービスに「ハウジング(コロケーション)」があります。ハウジングは、データセンター事業者がサーバを設置するための電源やラックなどの設備を提供するサービスです。自社で所有しているサーバを持ち込み、継続利用したい場合などに適しています。サーバの調達や設定、運用(OSやアプリの保守)は利用者が担うのが一般的です。

    これに対してホスティングサービスでは、サーバ機器の用意や設置、ハードウェアの保守といった物理的なインフラ管理をサービス事業者が担当するのが一般的です。そのため、利用者はサーバ機器の購入・設置を行う必要がありません。加えて、設定や運用(OSやアプリの保守)についても、プランによってはサービス事業者に任せられる場合があります。また、Webサイトや独自ドメインのメール運用など、目的に応じた環境を、用意されたプランに沿って利用できる点も特長です。

  • 図解_ホスティングサービスとは

用語集

サーバの詳しい解説をみる

ホスティングサービスの利用シーン

ホスティングサービスは、具体的に以下のようなシーンで利用されます。

Webサイト・ECサイトの公開
独自ドメインのメール運用
Webアプリ・業務ツールの運用
ファイル共有・保管

それぞれ、順番に見ていきましょう。

Webサイト・ECサイトの公開

ホスティングサービスを利用すると、公式サイトや採用サイト、ECサイトなどをWeb上に公開することができます。

さらに、WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)に対応したホスティングサービスを選べば、比較的スムーズにWebサイト運用を始められます。記事の追加や更新はCMSの機能で画面から行えるため、専任のエンジニアがいない企業でも、サイトの更新作業に対応しやすくなります。

独自ドメインのメール運用

ホスティングサービスでは、「info@xxx.co.jp」のように、メールアドレスの「@」以降(xxx.co.jp)を自社ドメインにした、独自ドメインのメールアドレスを利用することができます。

Webサイトとあわせて独自ドメインのメールアドレスを利用することで、企業としての信頼感を保ちつつ、連絡手段を一元的に管理しやすくなります。

なお、独自ドメインの仕組みやメリット、取得方法については、別記事でも詳しく解説しています。

法人メールアドレスの独自ドメインを取得する方法を詳しくみる

Webアプリ・業務ツールの運用

ホスティングサービスには、プログラムやデータベースといったアプリケーションの動作に必要な環境があらかじめ用意されています。そのため、サーバを一から構築する負担を抑えつつ、業務に必要なアプリケーションを運用しやすいのが特長です。

例えば、Web上で情報を登録・管理したり、社内や取引先とのやり取りを整理したりといった用途で、業務に必要なWebアプリを動かすケースがあります。具体的には、顧客管理システムや予約受付フォーム、プロジェクト管理ツールなどが挙げられます。
業務内容に合わせて、必要な機能だけを組み込める点も、ホスティングサービスが活用される理由のひとつです。ただし、利用するWebアプリの種類によっては、導入時の設定や運用・保守に一定の知識が求められる場合もあります。

ファイル共有・保管

ホスティングサービスは、社内メンバーとのデータ共有や、Webサイトのバックアップデータを一時的に保存する用途でも活用できます。Webサイト運営のために契約しているサーバのディスク容量を、そのままファイル保管にも利用できるため、用途によっては追加で専用のサービスを契約せずに済む点が特長です。

一方で、Google ドライブのようなファイル共有に特化したサービスと比べると、操作性や共有のしやすさはサービス構成や設定によって差が出る場合があります。そのため、日常的なファイルのやり取りには専用のファイル共有サービスの方が適しているケースもあります。

ただしカスタマイズ次第では、バックアップデータの保管や、限られたメンバー間でのデータ共有などの用途において、より自社の業務に適合した使い方が可能になります。

ホスティングサービスを導入するメリット

ホスティングサービスは、自社で物理サーバ機器を購入・設置し運用する場合と比べて、初期費用を抑えられたり、構築や運用の負荷を軽減できたりするメリットがあります。

ホスティングサービスを導入する際は、どのようなメリットがあるのかを押さえておきましょう。

初期費用を抑えられる

高価なサーバ機器を購入する必要がないホスティングサービスは、契約時に必要となる初期費用を抑えやすい点が特長です。金額はサービスやプランによって異なりますが、共有サーバの場合は比較的低価格のプランが用意されていることが一般的です。

まずは必要な範囲から始めて、状況に合わせて見直していけるため、事業規模やタイミングに応じて、リスクを抑えながら導入を進められます。

サーバ構築・運用の負荷を抑えられる

自社でサーバ環境を保有しないホスティングサービスは、物理機器の管理などをサービス事業者側に任せられるため、自社の業務に集中しやすい環境を整えやすくなります。

ホスティングサービスを利用すれば、自社で物理サーバを一から設計・構築する必要はなくなり、初期構築にかかる手間を大きく軽減することが可能です。また、運用開始後の保守についても、サービスの提供範囲や契約プランによって異なりますが、機器の故障対応やセキュリティ更新といった手間のかかる保守作業をサービス事業者が代行してくれるケースもあります。

専門知識が必要な業務をアウトソーシングできれば、自社の業務にリソースを割きやすくなるでしょう。

スピーディーに運用を始められる

ホスティングサービスは、物理サーバを自社で構築・設置する場合と比べて、比較的短期間で運用を開始しやすい点が特長です。サーバ機器の調達や設置工事が不要なため、準備にかかる時間や手間を抑えられます。

また、サービスによっては、Webサイトやメールの運用に必要なソフトウェアの設定作業をサービス事業者が代行してくれる場合もあります。そのため、自社で一から環境を構築する場合に比べて、初期準備の負担を軽減しやすくなります。

ホスティングサービスとクラウドサービスとの違い

ホスティングサービスとクラウドサービスは、どちらもインターネット経由でサーバをレンタルするという共通点がありますが、拡張性と料金の仕組みといった面に違いがあります。

ホスティングサービスは、あらかじめ用意されたスペックや機能のプランを、月額固定料金などのわかりやすい料金体系で利用する形が一般的です。毎月の支払額が一定なので予算が立てやすく、サーバの管理などをサービス事業者に任せられるため、専門知識が少なくても手軽に運用しやすい形になっています。ただし、契約時に性能の上限が決まるため、急なアクセス増加への対応が難しくなってしまう側面があります。

一方、クラウドサービスは、CPU・メモリー・容量などのスペックを柔軟に構成・変更でき、利用状況に応じて従量課金が採用されるケースが一般的です。アクセスが急増する時にスペックを上げたり、不要時に下げたりすることができるので、柔軟な運用が可能になります。ただし、利用するクラウドサービスの形態によっては、サーバ構築や設計に一定の専門知識が求められる場合があります。

ホスティングサービスを選ぶ際のポイント

ホスティングサービスの導入効果を高め、契約後のミスマッチを防ぐためにも、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

サーバのスペックが十分か
自社の用途に合ったサーバの種類か
料金が予算に収まるか
サポート体制が整っているか

契約後に後悔しないためにも、事前にチェックしてみてください。

サーバのスペックが十分か

ホスティングサービスを導入する際は、自社のWebサイトやメールが快適に動くための基本スペックが備わっているかを確認しましょう。具体的なチェックポイントは、以下の3点です。

確認項目内容
ディスク容量Webサイトのデータやメールを保存できる量
転送量/帯域幅アクセス数が増えても耐えられる通信の上限
処理速度Webサイトの表示スピードにかかわるCPUなどの性能

ディスク容量や転送量の上限が低いと、アクセスが集中した際にWebサイトが表示されなくなるリスクが高まります。その場合、ユーザーの離脱につながりやすくなるため、スペックに余裕を見てプランを選定するとよいでしょう。

また、将来的にWebサイトのページ数やデータが増えても対応できるように、契約変更だけで上位プランにアップグレードができるかどうかも確認しておくと安心です。

自社の用途に合ったサーバの種類か

ホスティングサービスを利用する際は、自社の要件や目的に合致したサービスを選ぶことが大切です。公式サイトの公開やメール利用といった比較的負荷の小さい用途であれば、要件によってはコストパフォーマンスに優れたレンタルサーバで対応できる場合もあります。

以下のような用途で利用するときは、使い分けることをおすすめします。

特定の業務ツールやソフトを使う場合はVPS(仮想専用サーバ)
他社の利用状況による影響を受けにくくしたいなら専用サーバ

ただし、VPSや専用サーバは、一般的な共用サーバに比べて、費用が高くなる傾向にあります。

料金が予算に収まるか

ホスティングサービスを検討する際は、継続的な業務利用を前提として、費用が自社の予算内に収まるかを確認することが重要です。

ホスティングサービスには、月額数千円程度の比較的低価格なものから、数万円規模のサービスまでさまざまな料金帯があります。一般に、機能や性能が充実するほど費用は高くなるため、自社の利用目的や規模に対して過剰なスペックを選ぶと、結果的にコスト負担が大きくなる可能性があります。月額費用だけでなく、初期費用やオプション料金を含めたトータルコストで判断することが大切です。

株式会社オプテージが提供している「オフィスeo光」のホスティングサービスは、月額1,500円(税抜)から利用でき、ウイルスチェックなどのセキュリティ機能や初期設定の代行サポートもあります。サーバ運用に十分なリソースを割けない場合でも、費用と運用負荷のバランスを考慮しながら導入を検討しやすいサービスです。

オフィスeo光ホスティングサービスの
詳細をみる

サポート体制が整っているか

ホスティングサービス利用時にトラブルが発生した際、一人で抱え込まずに相談できる窓口があると安心です。

特に「メールが送れない」「Webサイトが見られない」といった緊急時にすぐ問い合わせができるよう、電話サポートがあるかどうかは必ず確認しておきましょう。電話サービスを確認するときは平日だけでなく、24時間365日対応しているかをチェックしましょう。

自動バックアップ機能が標準で付いているサービスがあれば、操作ミスによるデータ削除やウイルス感染があったときの復旧作業がスムーズに進みます。

ホスティングサービス導入時の注意点

ホスティングサービスを導入する際は、以下の3つのポイントをあらかじめ理解しておきましょう。

利用目的や規模を明確にする
サポートを受けられない領域がある
障害発生時の自社対応が難しい

それでは順番に見ていきましょう。

利用目的や規模を明確にする

ホスティングサービスを導入する際は、何のために利用するのか、どの程度の規模で使うのかを事前に整理しておくことが重要です。目的や利用規模を明確にしないまま契約すると、必要以上の性能を持つプランを選んでしまったり、反対に性能不足によって業務に支障が出たりする可能性があります。

検討時には、メールの運用が中心なのか、Webサイトや業務ツールを動かすのか、あるいは複数の用途で利用するのかなど、想定している使い方を洗い出しておきましょう。その内容に見合ったサービスやプランを選ぶことで、安定した運用につながります。

あわせて、将来的に利用範囲が広がった場合でも、設定変更やプラン変更によって柔軟に対応できるかどうかを確認しておくことも大切です。

サポートを受けられない領域がある

ホスティング会社のサポート範囲は、サーバ本体の稼働や管理画面の操作といったインフラ部分が中心となるのが一般的です。あくまでもサーバとしての保守がメインであるため、利用者が構築したWebサイトやシステムの不具合は、プランや契約内容によってはサポート対象外となるのが一般的です。

例えば、Webサイトの表示崩れや、利用者が導入したプログラムのエラーなどは、ホスティング会社のサポート範囲外となることが多く、原因の特定や修正は利用者側の対応が必要になる場合があります。

障害発生時の自社対応が難しい

サーバ機器はホスティングサービス事業者の管理下にあるため、物理的な故障や通信障害が起きても、利用者が直接対応することはできません。そのため、復旧作業は基本的にサービス事業者の対応に委ねることになります。

こうしたリスクに備えるためには、契約前に「SLA(稼働品質保証)」や過去の障害対応履歴を確認し、信頼性の高いサービス事業者を選ぶことが重要です。また、ホスティングサービスによっては冗長構成やバックアップ機能を利用できる場合もあるため、障害発生時の影響を最小限に抑えるための対策をあらかじめ検討しておくと安心です。

まとめ

ホスティングサービスは、自前サーバと比べて運用しやすく、月額費用が固定されているためコスト管理もしやすい点が特長です。サービスを選ぶ際は、以下のポイントを踏まえて検討することが大切です。

自社の用途に見合ったスペックと種類を選ぶ
月額だけでなくトータルコストで比較する
トラブル時に頼れるサポート体制があるか確認する

ここまで解説してきた通り、ホスティングサービスを選ぶ際は、用途に合ったスペックや、運用を支えるサポート体制が重要になります。

オフィスeo光のホスティングサービスは、初期設定やデータ移行といった作業代行サービスもあり、サーバ運用に不安がある場合でも導入しやすい点が特長です。メール運用やバックアップ機能も含め、日常的な業務で必要となる基本機能がまとまっているため、運用負荷を抑えながら利用できます。ホスティングサービスの利用をご検討の際は、ぜひオフィスeo光のホスティングサービスをご検討ください。

オフィスeo光ホスティングサービスの
詳細をみる

◎製品名、会社名等は、各社の商標または登録商標です。